「小さな暮らし」とは、自分でこれが「小さな暮らし」と思えばそうなのです。
いかにきれいにたくさんのものを収納するか、に価値を置いていた以前と比べたら、わたしもかなり「小さな暮らし」にシフトしつつありますが、まだまだです。
それでも「小さな暮らし」にシフトしてよかったことを紹介します。
「小さな暮らし」シフトでモノを欲しがらなくなった。
「小さな暮らし」では、どちらかといえば「捨てる」ことに頭を悩ませることが増えるので、新しいモノは「いいなぁ」なんて一瞬思っても、手に入れようとまで考えなくなるんですね。
まあ年をとったせいもあるし、お金がないこともありますが、かつてのように思い切ってお金を使うことがすっかりできなくなりました。
これがいいことなのかどうかは何とも言えませんが、家計的に衝動買いがなくなったのは悪いことではありません。
「小さな暮らし」は贅肉を捨てていくような暮らしです。
わたしがかつてイメージしていた節約や倹約とはまた違う修行的な要素があるかもしれません。
納得して捨てるまでがなかなか難しいけれど、それができたらすっきりする。そういうことの繰り返しなんですね。
「小さな暮らし」シフトで健康維持。
健康に気をつけるようになったのは、更年期の体調不良や親の高齢化など、健康でいることのありがたさを身近に感じる機会が増えたことも大きい。
一見「小さな暮らし」とは関係がないように思うかもしれませんが、管理可能な身の丈に合った暮らしこそが健康維持につながるんですよね。
ひとり暮らしの高齢者は、家族と同居の高齢者より元気なんだそうです。
というのも、ひとりだと身の回りのことは全部自分がやらないといけません。さらには寂しさを紛らわそうと外出する機会も多い傾向があるそうで、運動不足になりにくいことが原因ではないかと言われてます。
一方、家族と同居の高齢者のほうが孤独感やストレスが多いといったせつない話も聞きます。
年をとっても、自分で身の回りのことができるような「小さな暮らし」にシフトしていくことは、これから先ますます大事になってきそう。
「小さな暮らし」でいつまでも最後まで元気でいたいものです。
「小さな暮らし」シフトで自立と自由を実現。
老化は避けられません。できないことも増えてきます。
でも、身の回りのことは自分でするようにしたほうがからだにいいことはわかっているんですよね。
どんな未来になるかはわかりませんし、思い通りになるとは限りません。
でも、自分でできるうちは自分でできることをやって暮らすのが一番自由でいい。
暮らしをコンパクトにして身軽になる「小さな暮らし」は、老いても負担の少ない自立した暮らしができる可能性を広げます。
できるかどうかはわかりません。
でも「小さな暮らし」シフトは、年長者の努めではないでしょうか。
少なくとも子どもたちが将来実家を片づける負担を減らせます。
「小さな暮らし」は、それぞれがちょっと広げ過ぎた暮らしをそれぞれの身の丈に合わせてたたんでいくこと。必要ない人はまずいません。
50代からそろそろ始めるといいですよ。
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おかしさんのブログを読んで、私も自分が求めている小さな暮らしについて具体的に考えてみました。第一は私も経済的なものですね。そして第二が家事労働の軽減。おかしさんが言われるようにこれから先の暮らしを考えたとき、物は少ないにこしたことはありません。まだ少しでも体力が残っているうちにと思いますが、これがなかなか捗らなくて。最近私が刺激を頂いているブログがあります。森秋子さんのブログです。まだお若い方のようですが、考え方がステキです。今日の防災グッズ収納の記事も目から鱗でした。いつもためになる記事をありがとございます。
森秋子さんのブログ、拝見しました。
わたしも若い時からこれぐらいしっかりしてたらなぁ。
くよくよしていても仕方ないのでこつこつやっていこうと思います。
コメント、ありがとうございました。