仕事や家事、何をするにも優先順位を考えるように言われますよね。
わたしはそれがつい最近までできなくて困ってたんです。
多過ぎると選べない。
今になってやっとわかります。
多過ぎたんですね。
ジャムの種類が多過ぎると、客は選べなくなって売り上げが落ちるという実験を読んだことがあります。確か20種類以上は増やしても意味がないどころか有害なんですね。
仕事や家事も同じ。あれもこれもと抱え込んだところで処理できなければ意味がない。
優先順位がつけられる程度に断捨離しないといけなかったんです。
やらないといけないこと
仕事も家事もきちんとやろうと思えば思うほどやることが増えます。
そこできちんとやりたい欲は捨てることにしました。
できる人と思われたいという欲を捨てるんです。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の人のように、
ホメラレモセズ
クニモサレズ
そういう人をめざすんです。そう言うと、ちょっといいでしょ。
健康最優先な暮らし
何はなくともじょうぶでいることが一番です。
というわけで健康最優先でいくことにしました。
炊事は無理しない
健康にとって食事は重要です。でも、献立で疲れないようにしました。
家族が気に入って食べてくれる料理を繰り返すことにしたんです。
幸いうちの家族はうるさくない。
手に入りやすい季節の野菜に変えるなどの微妙なアレンジで対応。
うちは鍋・シチュー・カレー・麺・煮物・揚げ物などごく限られたワンパターンメニューの繰り返しです。
盛り付けに凝ることもしません。食器はいつも同じもの。
こんな感じの食事をしていると、食費の見積もりや予算の把握がしやすいのもメリット。
基本的に外食はしません。
睡眠時間確保が最優先
健康最優先の中でも最優先しているのが睡眠時間の確保です。
睡眠時間を削ってまでやらないといけないことはなしにしました。
つい見てしまうテレビはつけっぱなしにしないで終わったらすぐ消すようにしました。
就寝時間までに終わる用事しかしません。
限られた時間の中、必要な用事は自然と厳選されてきます。
掃除はほうきとワイパーで短時間にまめにするようになってからというもの、たいへんな思いをして掃除機をかけていた頃よりきれいになったほどです。
睡眠時間確保の最優先で、活動時間が少なくなって、できることも少なくなるかと思っていたら、昼寝やうたた寝の時間がなくなって、意外なほど活動的に動けるんですね。時間にゆとりさえ感じられる。
健康最優先で、それ以外は思い切って捨てても案外何てことない。それどころか今のところ意外なほどうまい具合にことが運んでます。
あれもこれもで行き詰ったときこそ、ヤケクソで思い切った断捨離ができるチャンスなのかもしれません。
小さな暮らしのヒントになるかも
スポンサーリンク