「小さな暮らし」にシフトしたいと思い直してはや数年。
暮らしを小さくするとはどういうことかを考えてきました。
- 片っ端から持ち物を捨てて減らすこと?
- あえて小さいおうちに住むこと?
- お金を使わないこと?
どれも間違ってないんだけど、どれも簡単にはできません。
「小さな暮らし」を目指すわたしの心構えをご紹介します。
「小さな暮らし」のお手本や憧れの対象は参考程度にして自分軸を持つ。
ミニマリストたちはみなおしゃれですよね。
はじめはモノを減らして片づけるのが目的だったのに、いつのまにか「あんなふうにおしゃれに暮らしたい」などと思い始めるようになって、やがてミニマリストのみなさんと同じアイテムを揃えることに夢中になっている自分に気づいたときはさすがに愕然としました。
あこがれの石黒智子さんに至っては真似することすらできなくてがっかり。
わたしはいったい何を目指しているんだか。
確かにおしゃれな暮らしに憧れはあります。素敵なモデルハウスみたいなおうちにしようと躍起になってた若かりし頃もありました。
でもそうなると、まるごとそっくり入れ替えるぐらいのことをしないといけなくなるんですよね。
今自分が持っているモノをほぼ全否定しないといけなくなるような事態になったりして。
それってなんかどこかおかしいと思うようになってきたのはつい最近。
モノを捨てるにせよ、憧れのお手本を参考するにせよ、まずは自分の今ある暮らしを軸にして考えないと始まらない。
今の暮らしは自分の実現可能な選択の結果です。
反省するも改善するも、まずは今の暮らしを受け入れるところから始めたい。
「小さな暮らし」でなるべくお金を使わない。
べつに「小さな暮らし」はお金を使わない質素な生活をすることとは限りません。
ただわたしとしては、暮らしを小さくしてお金がかからないようにしたいという本音はあります。
拡大するしか術がない外の資本社会に呑み込まれないあいまいな部分を守りたいのです。
それが資本社会で消耗することから身を守る微力になるからです。
というわけで、わたしのめざす「小さな暮らし」では、実現可能な範囲でなるべくお金を使わない方法を模索しています。
でもこれがなかなか難しい。
今の世の中、何でも買うのがあたりまえになっているし、お金で買えないものがどんどん失われています。
お金にならないものは価値がないことになりつつあります。ほんとにそうでしょうか?
せめて身の回りの小さなところでぐらい、お金で買えないモノを大事にするようなことをして、ちょっと息をつきたい。
「小さな暮らし」で失う恐怖と足らない不安を軽減する。
「断捨離」のやましたひでこさんが不安や心配は2つに集約できると述べています。
- 持っているものを失うこと。
- 不足すること。
こういう不安は生きてる限り尽きることはありません。
でも、そもそも持ってるものが少なければ、
- ダメージが小さい。
- 出直ししやすい。
のではあるまいか、という考えに至りました。
災害が多いことも影響してます。
人生「山あり谷あり」で、いいことも悪いことも続きません。
何があっても立て直せる態勢でいることが一番強い。
そのための「小さな暮らし」なのです。
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