歯周病とむし歯と

歯の詰め物がとれた

歯の詰め物がとれた。詰めていた歯の隙間がむし歯になっていたようだ。言われてみればときどきうずくような気がしていたが、てっきり鼻炎のせいだと思っていた。どうにか神経は残せそうでホッとした。

筆者の奥歯は恥ずかしながらすべてむし歯である。そのうちの一つは致命的な歯周病で、抜歯の危機にさらされている。

むし歯の人は歯周病にならないなどという人もいるがそんなことはない。むし歯の原因菌と歯周病の原因菌は種類も住むところも違うらしいが、筆者は四十代から歯周病を発症し、甘く見ている間にみるみる悪化してしまった。

むし歯は若年の頃ほど進行は早くなくなったが、今のように定期的に通院してケアしていても、どこかしらむし歯で歯が欠けたり溶けたりする。年をとると唾液量が減って免疫が落ちるからだという。今の子どもたちのように、早くからもっと歯を大事にしていればよかったと何度後悔したかしれない。でも、最近はそんなふうに悔しがるのをやめた。あちこち弱ってくるのは自然のことと受け入れた方が楽なので。

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仮の詰め物があまりにとれるので

新しい詰め物を作ってもらうのに歯型をとったあと、仮の詰め物をつけてもらったのだけど、その日のうちにとれてしまった。めんどくさいからこのままでいいかとも思ったけれど、翌日歯医者に電話をしてたずねたら、歯が欠けたり傷んだりするからぜったい来院するように言われた。仕方がないので再び来院してつけ直してもらった。

とれやすいのでかまないように、磨かないようにと注意されたにもかかわらず、やっぱり無意識にかんでしまい、みたびとれてしまった。

さすがに「またとれた」とは言いにくかったけれど、言わないわけにいかない。

仕方なく三度目に行くと「しみないの?」とさんざん心配された。ふしぎなことにまったくしみないので助かった。今度はゴムではなくセメントで埋めてもらった。とるときたいへんかもしれないという。それでもやっぱりとれやすいからかまない磨かないようにとさんざん注意された。先生は詰め物ができるまで「一週間もつかなあ」と心配していたが、こんどはだいじょうぶそう。

歯茎が痩せてきて

年のせいか歯周病菌のせいか、歯茎がやせてくると歯と歯の間に隙間ができる。そうすると歯間ブラシや糸を使って掃除するのもたいへんである。ところがそれが詰め物に引っ掛かってとれてしまうこともある。

とはいえ口の中を清潔にするしか方法がない。だからといって殺菌すればいいというものでもない。大事な常在菌まで殺してバランスを崩せば体調に影響するからだ。

地道に丁寧に歯磨きしつつ、定期的に歯の掃除に通院するよりほかに方法はないのである。

行きつけの歯医者が近くにあるところでないと住めないなあ…。

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