手術の特約
入院から死亡までバランスよく保障してくれる最小限の生命共済に加入している。掛け金は月2,000円。毎年余ったお金は割戻金として戻って来るので無駄がないと思っていた。今回副鼻腔炎の手術で入院したときも保険金が一日5,000円支払われた。そのときはそれで満足していたのだが、もし手術特約を付けていたら、全額保険金でまかなえることを後から知った。先日眼科でそろそろ白内障の手術を考えましょうと言われたとき、やっぱり手術の保険にも加入しておけばよかったと後悔した。月500円から加入できたのに。
副鼻腔の手術は想定外だったけれど、かつて強度近視だったわたしは若いときから緑内障や白内障のリスクが高いと言われていたからいずれ発症することはわかっていた。でも保険に加入することなどまったく思いつかなかった。降圧剤を常用し、緑内障と診断された今となっては保険に加入することはできない。
県民共済の保険金は高額でない代わりに健康であれば誰でも加入しやすく、手続きも簡単で支払いが早い。白内障は加齢でほとんどの人が発症する。
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生命共済 総合保障型+入院保障が一番人気
素直に一番人気のコースに加入していればよかったと思う。そうすれば入院だけでなく、たいていの手術が保険金でまかなうことができる。配偶者は加入していたのがせめてもの救い。何年か前、ヘルニアで入院手術したとき助かった。
とはいえあんまり若いときから延々と高額な保険料を支払い続けるのはどうかと思う。その点共済は保険金が必要最小限なので保険料が割安である。また病気だけでなく事故など幅広いリスクがカバーされているので若い人も比較的加入しやすい。そろそろ生活習慣病が気になる人や将来リスクがあるとわかっている人は、健康なうちに加入しておきたい。
加入保険を知ること
知らない間にすでに保険に加入していることもよくある。自分がどんな保険に加入していて、どんなときにお金がもらえるか、知らないことも少なくない。家計の見直しはまず保険からと言われるくらい、日本人はこれまで保険が好きで無頓着に加入してきた経緯がある。利息が高かったころ、保険がハイリターンな貯金みたいにとらえられていた時代もあったし、知り合いに進められると付き合いで加入することが多かったのだ。
シビアに考える人が増えた今、あらためて自分に必要な保険について検討してみるといいかもしれない。
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