地方はクレカですら使えない現金主義だった
筆者の住んでいる地域では、ついこの前までクレジットカードですら使えない店があたりまえのようにあった。キャッシュレス化は当分先だと思っていたら、コロナで激変。急速にキャッシュレス化が進んだ。もしコロナがなかったら、おそらくもっとぐずぐず現金払いしていたと思う。
キャッシュレス化には設備やセキュリティにお金がかかる。人手不足の昨今、地方は人材も乏しい。新しいことを始めるには非常に心細い環境なのだ。そのうえ利用者のほとんどは高齢者ときている。キャッシュレス化に躊躇してもおかしくない。そんな流れを一気に吹き飛ばしてしまったのがコロナだった。
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自動精算機が普及して
またたく間に自動精算機が普及。それにつれてクレジットカードで買い物する人を見かけるようになって、今ではスマホをかざす人も珍しくなくなってきた。変われば変わるものである。
通販や金額の大きな買い物でしかクレジットカードを使わなかった配偶者も、最近日常の買い物でカードを利用するようになった。
手書き家計簿断念
そこで困ってしまったのが手書きしていた家計簿である。とうとう手書きを断念して家計簿ソフトを購入せざるを得なくなった。計算に時間がかかるようになったからだ。これまでもパソコンで家計簿を自作しようと試みたものの、青色申告用の会計ソフトを作るのにもずいぶん苦労したので作りたいと思いながらとりかかれずにいる。会計ソフトは苦労したかいがあって、自分用のソフトだから使い勝手がいい。
しかし家計簿は、簿記システムとはまた違った独自の記録が求められるのでさらに敷居が高いのだ。自作できたらどんなにいいかと思いながら手が付けられないまま市販の「てきぱき家計簿マム」を使っている。
家計簿ソフトは今や「てきぱき家計簿マム」くらいしか見あたらないので選ぶ余地がなかった。これもいずれ壊れたりアップデートされないときがきそうである。すでにオンラインの有料サービスが主流になっているからだ。オンラインサービスはコストが高い。そもそもうちの家計に合わない。だから会計ソフトも苦労して自作した経緯がある。
自動化のプログラミングがだんだん簡単にできるようになってきているものの、家計簿というのは案外難しい。家計の記録は後から見たときわけがわからないと意味がない。(と筆者は考える。)だからシンプルにすればいいというものでもないのである。全体の流れを把握しやすく、しかも日々の入力を簡単に構成するのは非常に難しい。市販の家計簿やサービスを見ても、手本にしたくなるような洗練された定番スタイルはまだ見つかっていない。家計簿で集計して知りたい情報は、みな同じようでじつはそれぞれ異なっているからかもしれない。それは家計簿の種類が多岐にわたっていることからもうかがえる。だからこそ自分用のものがほしいと思う。
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