使い捨てをうまく利用しないと

生きることは消費すること

この頃よくわからなくなってきた。

大事に長く使うのがいいと思ってきたけれど、ほんとにそうなの? 

身に付けるものはなるべく清潔にしたほうがいいから毎日洗濯するのがいいとか、天然素材のほうが肌にやさしく環境にいいとか、わりと信じていた。

けど毎日洗濯するとたくさんの水や洗剤がいる。洗濯機を動かす電気も必要だ。洗濯ものを乾かすのに乾燥機を利用する場合もある。天然素材の綿は、確かにプラスチックごみと違って生分解されて自然に戻るかもしれない。でも綿は育てるのに莫大な水やエネルギーを必要とするらしい。

食器は水をたっぷり使って洗うのがいいのか、汚れをふきとるために紙や布を使い捨てるほうがいいのか、その分量にもよるのだろうけど、けっこう微妙な問題のように思う。

自分の暮らしではどっちがましか、つど考えるしかないのだ。どっちにしろ、生きることは消費すること。どっちかにすれば、消費がなくなるなんてことにはならないんだから。

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台所でトイレットペーパー

台所はペーパーやホイル、ラップなど使い捨てが山のようにある。

とくに冬は冷たい水をなるだけ触りたくないので、食器の汚れはトイレットペーパーできれいにふき取るようになった。トイレットペーパーは芯をとって中から使うと使い勝手がいい。

トイレットペーパーはやわらかく、水分を素早く吸収してくれる。水分を吸収し過ぎてバラバラになってしまう前にまとめて捨てるのがいい。しつこい油分はティッシュに食器洗いの洗剤をつけて拭き取っておくと後が楽。節水は温水の節約になり節電にもつながっている。個人的には時短にもなってる気がする。

キッチンペーパー使い捨て

キッチンペーパーは食材の調理用ふきんとして使っている。そのあと鍋拭きや台拭き、最後は雑巾になる。布と同じように使っているが汚れたり傷んだら捨てるので、洗う手間や水がいらない。

似た理由で欠かせなくなったものに「くっつかないホイル」がある。このおかげで鍋洗いの頻度や手間が激減した。クッキングシートとうまく使い分けるとコストを抑えられる。

もちろんいいものを手入れしながら長く使うよさもある。と同時に、使い捨てを見直してみるのも忘れてはいけない気がしている。消費生活を続ける中、いったい何を大事にするか。それぞれが考えて、自分にできることを見つけていけるといいなと思う。

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