手縫いでパンツを手作りする理由
筆者は手縫いのパンツを愛用している。パンツといっても下着のパンツのこと。もう何年も市販のショーツは履いてない。ところが一週間ほど入院することになり、下着の替えが必要になった。市販のパンツでいいやと思っていろいろ見ているうちに、気に入らない上に高いのしかない。だから仕方なく手作りするようになったことを思い出した。
筆者が求めるパンツの条件は以下のとおり。
- 履きこみが深いこと
- 鼠径部を締め付けないこと
- 食い込まないこと
- 乾きやすいこと
- 丈夫なこと
ノルブリンカの型紙で作るパンツは理想的。似たようなパターンのパンツを市販で探したら、1枚数千円もして手が出せなかった。
締め付けない手作りパンツがお気に入り鼠径部を締め付けないために、ふんどしタイプを愛用される方もいるらしいが、着用感が気になりそうで試したことがない。ちっちゃくてかわいらしいショーツは食い込む感じがどうにも落ち着かない。
見た目はともかく、グンゼのズロースは履きこみが深く食い込まない安定の履き心地で根強い人気があるようだ。脚まわりのゴムは抜いてもいい。おしいのは生地。昔ながらの伸びの悪い綿スムースであたたかいが冬は乾きにくい。汗をかいたときなど湿ったときにまとわりつく感じも微妙。
その点手縫いは好きな生地で作ることができる。ほとんど履いた感がないフリーダムなパンツを一度経験してしまうと、見た目のよさより断然そっちのがよくなる。グンゼよりは見た目もいい。で、ちくちく縫うはめになったのだった。
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市販レディーストランクス3枚セット買ってみた
グンゼのズロースよりずいぶん見た目がいい。こうしたトランクスタイプは値段が高い。布がたくさん必要だからね。需要はそれなりにあると思うのに市販品が少ない。
こちら脚口がフレアになっていてかわいい。若干めくれあがりやすいデザイン。こちらもグンゼのズロース同様スムース綿の生地。肌触りはいい。夏やや暑く、冬乾きにくい感じ。もっと薄い生地でもいいのに惜しい。
股のマチが一般的なひし形ではなく角がない楕円。こうしたマチがあると脚を開きやすく動きやすい。食い込まないから履き心地がいい。
やっぱりちくちく手縫いするしかない。
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