あり合わせでできる新型コロナウイルス予防

kansenyobo ariawase

Arek SochaによるPixabayからの画像

日ごろからアルコールや過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を愛用しているおかげで、うちにはたまたままだ高濃度のアルコールがあるが、当分は手に入らない状態が続きそうである。

最近は塩素系漂白剤を薄めて使う方法が推奨されている。調べるとオキシドールでもいいとか。手洗いは石けんでいいということは、界面活性剤もそれなりの消毒効果がありそうだ。

あり合わせで感染リスクを下げる!

コロナウイルスは脂の膜に覆われている。だから石けんなどの界面活性剤で破壊することができるという。ほかにもアルコールや塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)やオキシドール(過酸化水素水)に同様の効果があるようだ。

オキシドールに効果があるなら、炭酸ソーダと過酸化水素水でできている過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)も有効かもしれない。

いずれも使える場所、濃度や使い方が異なるので、その効果も一概には言えないのだと思う。

アルコールは揮発性が高いので、火気には気を付けないといけないが、あらゆるところで圧倒的に使いやすい。ほかの漂白剤や洗剤のように拭き取ったり洗い流したりする必要がないからだ。そういう意味で一押しなのかもしれない。

でも、手洗いや拭き掃除のついでに消毒するなら、身近にある漂白剤や洗剤でもじゅうぶんな気がする。

拭き掃除、地味でめんどくさいから注目されてないけど、一番効果的な気がする。何を使うかより、案外するかしないかの差だけかもしれない。まめな拭き掃除は、高濃度アルコールの消毒と大差ない気がしないでもない。

感染リスクは積み重ねて下げる!

マスクに関しては、通常の生活をする分には、高機能な使い捨てマスクにこだわらなくてもいいのではないかと思っている。

それよりも、感染リスクが高い人ごみや換気の悪い場所での集会をできる範囲で避けることを優先したほうがよさそうだ。

とはいえ、そうもいかない人が相当数いて、だからマスクが不足する。

通気性のよい布マスクには残念ながらウイルス感染を予防する効果はない。でも、飛沫を飛ばしたり飛沫を浴びるリスクを下げられる。顔に直接手で触れる機会を減らすという効果もある。それはそれで馬鹿にできない。

完璧防御をめざすのではなく、リスクを下げるくふうを積み重ねることがウイルス感染予防にはもっとも有効であることを忘れないでいたい。

手づくりマスクの需要が増えて、ガーゼ生地が手に入らない。

そういう場合は、ガーゼにこだわらず、手持ちの綿麻を利用したい。わたしも家族にさっそく立体マスクを手作りしたが、表地は着なくなったブラウスである。不織布のマスクより肌触りよく快適みたいだ。白い綿麻の生地は漂白や煮洗いで消毒できるので、古いものでもだいじょうぶ。ガーゼより平織りのほうが縫いやすい。綿麻は多少重ねても息苦しくなることはないので、よりリスクを下げたい場合は、表地と裏地の間にさらに布や不織布を挟んでもいいかもしれない。

布で手作りする場合、個人的にはプリーツ型より立体型のほうが顔にフィットしやすく作りやすい気がしているが、お好みで。

tezukuri mask

品薄のものを探し回って店をハシゴして疲れることがないようにしたいもの。

消毒液やマスクがなくても、何かしら代用できるものはある。リスクが高いところを避けたり、夜更かししないなど、できる配慮もたくさんある。

今しばらく、みんなで辛抱し合って乗り切りたい。

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