筋力アップというよりリハビリ運動になってきた

基礎的機能の回復にシフト

五十肩のおかげで習慣にしていた運動ができなくなった。痛くない程度に続けていたのだけれど、とうとう痛みでできなくなってしまったのだ。下半身運動をするとき、たいてい肩や腕を使ってからだを支えねばならない。つまり肩を使わない運動はほとんどないことを思い知った。そんなわけでこれまでの運動プログラムを見直すことにした。

筋肉をできるだけ減らさないことを目標に、体力維持を目指していたトレーニングから、肩のようすを見ながら機能回復を目指すリハビリ運動に変更。さらにインナーマッスル、とくに骨盤底筋を鍛えることにした。

骨盤底筋エクセサイズは五十肩でもできる。猛暑でお腹の調子を崩しがちなこともあって鍛えがいがあると考えた。

骨盤底筋は姿勢維持から排便のコントロールなど、生活の質に大きく影響する重要な筋肉。加齢とともに衰えやすいわりに目立たないので軽視されがちなのだ。やろうと思えばいつでもできる地味で手軽なトレーニングのせいもある。ふだんからあえてやろうと思わない運動なのだ。

尿漏れ、便秘や下痢といった排便トラブルも骨盤底筋が機能していないことが原因の一つとされている。排泄トラブルが起きてから医師にトレーニングをすすめられる例が多いと聞く。トレーニング自体は簡単なのだが、骨盤底筋を意識するのは慣れるまでむずかしい。これでいいのか、うまくできているのか、誰かに見てもらうわけにもいかない難しさがある。個人的にはあまり気にしないでできているものとしてやっている。

筋肉はゆるみ過ぎても緊張し過ぎてもいけない。骨盤底筋を鍛えて漏れなければいいというのではなく、スムーズに排便を促せる柔軟さも目指したい。排便をじょうずにコントロールできるしなやかな骨盤底筋を目指して地道なトレーニングを続けてみようと思う。

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できる範囲で開脚プログラムも

以前から開脚できるようになることを目指して開脚ストレッチのエクセサイズをほぼ毎日続けていたのに、五十肩の痛みでできなくなった。ただ五十肩のリハビリも進んでくると、骨盤やお尻のエクセサイズをする。骨盤やお尻でからだを正しい姿勢で支えることが肩の負担を減らすことにつながるからだという。そんなわけで調子のいいときは開脚エクセサイズもやっている。

ゆるHIITをしていたときは心拍数を上げないといけないし、筋肉は負荷をかけないと鍛えられない。いつのまにか「ねばならない」プレッシャーの中で運動をこなしていた。もともと運動が好きではないのに、これではつまらなくなるばかりである。ちょっとここらでペースや中身を見直すことができたのはよかった。

気分一新、気持ちよくリハビリに励みたい。

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