筆者が史上最高の便通に至った理由

寒天みつ豆

便通がよくなった一番の原因と疑っているのが寒天である。これまでごくまれにしか食べなかった寒天を毎日のように食べるようになったからだ。

ダイエットのために、甘いお菓子はなるべく控えたかった。といっても、いきなり我慢しても続かない。なるべくカロリー低めで満足感のあるものに切り替えていこうと考えた。そこで洋風より油分ひかえめ和風のあんこを中心に、食物繊維100%の寒天でかさましできるみつ豆に注目。シロップでほんのり甘い寒天は、癖のなさで毎日食べても飽きずにおいしいうえ満腹感も得られる。添えるあんこや缶詰のフルーツ、きな粉も少量で済むので低コスト。いいことづくめのおやつなのだ。

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ビタミン信仰

以前からなぜかビタミン信者である。

とくにビタミンCで便通を改善してきた。ころころの硬い便で排便困難な便秘にビタミンCは有効だった。ビタミンCを大量摂取すると、お腹がゆるくなって排便しやすくなるのだ。しかし、ちょうどいいぐあいに調整するにはある程度経験を積まねばならなかった。からだが必要とするビタミン量はつど違うからだ。1000mgとればいいと決まっているわけではない。便秘気味のときは増量し、好調のときはようすを見、ゆるくなったら減量する感じで調整するのだが、そんな神経質に考えなくても好調が維持できることもあれば、相当量摂取してもなかなかゆるくならないと思っていたらとたんに下してしまうなんてこともあったりして……。一筋縄ではいかない。何はともあれ、ビタミンCは便をやわらかくするのにいいのだった。

ちなみに、とり過ぎるとお腹がゆるくなる栄養素はほかにもたくさんある。たとえばマグネシウムや鉄などのミネラルも同じようなことがいわれている。

ところで最近、さらにビタミンB群の錠剤も飲んでいる。これも便通に影響しているかもしれない。からだの調子はたえず変化している。きっとあらゆるもののバランスでできていて「これがいい」と単純に判断できるものではないのだろう。

さて、寒天はどんなふうに効いているのやら。食物繊維が便秘改善によいことは広く知られている。筆者の腸内細菌の好物で、むしゃむしゃ食べられている像が浮かぶのだが。

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