次はポケットドルツにしない理由
パナソニックの電動歯ブラシ「ポケットドルツ」というのを使っている。
電池式のコンパクト携帯タイプ。音波振動16,000ブラシストローク/分とあるけれど、これは手磨き補助用で、手磨き同様細かく手を動かしながら磨く。歯にあてるだけで磨ける電動歯ブラシではない。
それでもずいぶん楽だ。これがもうずいぶん前に廃盤になっていて、とうとう替えブラシも入手しづらくなった。もともと高価だった替えブラシだったが、たまにとんでもない値段で売られていたりする。それで買い置きのブラシがなくなったらいよいよお別れすることにした。まだ問題なく動いているのでもったいない気もするけれど仕方がない。ポケットドルツはコンパクトさが気に入って使っていた。
次回はポケットドルツを選ばない。パナソニックは毎年のように新製品を出して、そのたびに替えブラシが変わる。手持ちのポケットドルツに新しい替えブラシは使えない。それがどうにも不便で納得できなかった。リニュアルを繰り返したあげく、一方的に生産終了というのだから気に入らない。長く使ってもらおうという気がないと見た。本体が長持ちしていただけにやるせない。
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朝はプロソニックコンパクト、夜はハピカで決まり
ポケットドルツの次はマルマンのプロソニックコンパクトとハピカの電動歯ブラシに決めた。
ハピカはポケットドルツよりはるかに安価だが、似たような感じで使える。プロソニックはより細かな振動でパワーがある感じなのだが正直わかりにくい。そっと歯にあてるようにして磨くようにしている。
選んだ理由は
- 低価格
- 替えブラシが共通で入手しやすい
- 電池式なのでコンパクトで手磨きの補助として使いやすい
電動歯ブラシだけで歯磨きをすませるのには無理があると思っている。著者には深い歯周ポケットがあり、一本一本きれいにしなくてはならないからだ。そのために
- フロス
- 歯間ブラシ
- ワンタフトブラシ
を使い、一日に一回は念入りに掃除している。
ワンタフトブラシというのは筆型の歯ブラシのことだが、さらに小型の筆タイプのペリオブラシというのを最近試しに使っている。これは柄が歯間ブラシのように短く、筆部分も細いので、より細かく小回りが利く。その分めんどくさいといえばめんどくさい。けっこう高価なので、ワンタフトブラシを丁寧に使えばそれでいい気もする。
とにかくワンタフトブラシで一本一本磨けば、誰でもかんたんにつるつるになる。これをはじめて使ったときは感動した。磨きやすいので、慣れてしまうと思っているほど時間もかからないし、きれいになるのでおっくうにもならない。
最後に歯磨き粉をつけた電動歯ブラシで仕上げて終了。
つまり電動歯ブラシで仕上げ磨きをする前の段階で、すでにかなりきれいに掃除しているので、電動歯ブラシの性能はそれほど問題にならないのだ。
歯科医おすすめ高価な電動歯ブラシを選ばない理由
歯科医おすすめの高価な電動歯ブラシが気にならなかったわけではない。筆者もはじめはフロスや歯間ブラシやワンタフトブラシもいらないくらいきれいになるんだったら楽だなあと思って調べてみたのだ。でも、そんなかんたんなことではなかった。
確かに汚れの除去力はすさまじい。しかしその電動歯ブラシを自分の歯に正しくあてて磨くのがかなり至難の業みたいなのだ。とにかくパワーがすごいらしいので、うかつにあてると歯が破壊するとか。制御装置がついていないと危険という。いい電動歯ブラシは、うまく使いこなすのが難しそうである。
さらに乾電池ではないバッテリー式なので、うちのような狭い洗面所では置き場所に困る。
またこうした高価な電動歯ブラシユーザーの評価が意外と厳しい。思ったよりきれいにならないとか、歯がボロボロになったとか、案外多いのがバッテリーの不具合。替えブラシが高いという不満も少なくなかった。それに比べて安価なマルマンやハピカの電動歯ブラシは、はじめから多くを求めないユーザーが多いせいか、評価がきわめて高いのがおかしかった。歯磨きは、手磨きの技術をあげるのが無難である。
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