ダイエットするようになって、かねてからおもしろくて好きだったバズーカ岡田氏の話を読む機会が増えた。そこで知ったのがスーパー大麦というものである。
業務スーパーのもち麦と何が違う?
わたしは以前から業務スーパーのもち麦をごはんに入れて炊いている。これは家族にも好評なのだが、そのスーパー大麦というのはその栄養価がとにかくすごいというのだ。
栄養価はともかく正直値段に驚いた。スーパー大麦というのは、オーストラリアが国民の健康を守るために開発した機能性大麦をブランド化したもの。円安が今後ますます進みそうな昨今、値段はまだまだ上がりそうである。と、そんなとき、国産スーパー大麦というのがあるのを楽天で見つけた。
日本の農業もがんばっているではないかと嬉しくなった。オーストラリアのスーパー大麦より気持ちだけ安い。しかも外側を30%ほど精米機ならぬ精麦機で削り、残留農薬等が残らないように配慮されているというからさすが日本産である。その分、オーストラリアのブランド麦に栄養面でやや劣るのはいたしかたないか。
一方業務スーパーのもち麦はどんなもんかとあらためて見てみたら、それが思うほど悪くない。コスパで考えると圧倒的に優れている。
栄養成分(100g当たり) | 業務スーパー もち麦 | 国産 スーパー大麦 | バーリーマックス スーパー大麦 |
---|---|---|---|
エネルギー | 331kcal | 345kcal | 345kcal |
たんぱく質 | |||
脂質 | 7.6g | ||
炭水化物 | 76.2g | 72.3g | 67.4g |
-糖質 | 64.3g | 51.6g | |
-食物繊維 | 11.9g | 20.7g | 23.4g |
βグルカン | – | 4.9g | |
食塩相当量 | 0.0g | 0.0g | 0.014g |
価格 | 166.6円 | 220.0円 |
バーリーマックスにはβグルカンのほかにもフルクタンやレジスタントスターチといった多様な種類の食物繊維のほか、ビタミンなどの栄養面でも優れている。マルチビタミンのサプリメントをとるくらいなら、バーリーマックスにしたほうがコスパはいいかもしれない。
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食物繊維やビタミンは野菜だけで補うのはしんどい。
野菜は値段が不安定で思うようにとれないことがあるので、食物繊維やビタミンを毎日食べる穀類でとれるとありがたい。毎日食べるものなので、個人的にはスーパー大麦でなくてもいい気がしている。家計との折り合いで、とにかく続けられるものを選びたい。業務スーパーのもち麦は国産という点でも応援したい商品である。
食物繊維に注目しがちだが、こちらのもち麦、脂質が少ないのも地味にポイント高い。PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスを気にしたことがある人には、たんぱく質をとりつつ、脂質を抑えるのがどれほど難しいことかわかっていただけると思う。
家計のダイエットにならないダイエットはやらない!
ダイエットにお金はかけない。こういうと、なんかかっこいいけれど、いつあきらめるかわかったものではないことにお金を割く余裕はうちにはないというのが本音である。
とはいえ太って手持ちの洋服が窮屈になったり、病気になるのも不経済。どうにか無理のない範囲でダイエットに成功しなければならない。しかしながらまったく自信がない。無理をしないで痩せられるなら誰も苦労しない。
予定では1カ月1kgの減量なのだが、体重より見た目が大事らしい。お腹まわりの布団が薄くなってきたと自覚できるようになるのがだいたい一カ月後なんだとか。気長に待ってる間に飽きてしまいそうである。
ただ食事バランスを気にするようになってからお通じはいい。と言っても以前から悪いほうではなかったので大した変化ではない。しかし、こうした小さな進歩に敏感になることが大事だと聞いたことがある。あまり得意でない前向きな心持ちでやっていきたいと思う。
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