胡散臭い専門家にだまされない3つのチェックポイント

senmonka

セルフブランディング、つまり自分のことを宣伝するとき、何でもいいから自分を何かしらの専門家にする方法があります。

ひと言で自分が何をしている人かを伝えるキャッチフレーズになって便利だからです。

わたしでいうと「小さな暮らし研究家」。「何のこっちゃっ」って話です。

これはもう言ったもん勝ちなんですよ。

自分の興味や関心をひとことで伝えるのにいいんですね。

こんなふうに誰でも専門家になること、おもしろいし悪くないと思います。

でもそんな時代だからこそ、専門家は賢く利用したい。

専門家は利用するもの。妄信・過信は禁物。

専門家だからって何でも信用してはいけません。

とくに医師や有名大学教授など、社会的地位や肩書きに弱い人は要注意。(わたしです。)

多くの場合、見解や説には複数あって、中には対立しているものも少なくない。

政治や経済の話なんかはすべてそうですよね。

説明と言いながら、そこにはその専門家の意見がそこはかと入っているのが普通。そうした見解や説は、複数ある中の一つに過ぎないことを忘れないようにしたい。

好き嫌いでひいきしちゃうのは自身の考えだからまったく問題ないんだけれど、妄信や過信に陥っていないか、周囲の人に確かめてみるといいかも。

基礎知識を持つ。

「明確で正しい答えはたった一つ」だったらわかりやすくていいのだけれど、そんなものはこの世の中にはありません。

だから「正解」を争うことに意味はない。

でも、自分なりの正解を見つけるために、専門家の知識を利用するんですよね。

その専門家が信頼できるかどうかを判定するのも自分。

正直わかりません。

妄信したり過信するほうがよっぽどラクだし簡単。

せめて自分にできる最低限の基本的な知識を持って臨みたいところです。

専門家の見解と自分の判断を区別する。

専門家の見解と自分の考えがごっちゃになることってよくあるんですよね。

専門家がテレビやネットで言ってることがそのまま自分の考えのようになってることないですか?

「池上彰さんが言ってた」「お医者さんが言った」など、専門家と言われる人が述べていたことを鵜呑みにして、それがいつのまにか自分の考えのように錯覚してしまうことがほんと多いです。

ここで一度落ち着いて考えたい。

「賛成か反対か」「共感したか、共感できないか」「同感か、そうでないか」自分の考えを見つけるんです。

鵜呑みにした見解を自分の意見としてインプットするだけではAIと同じ。

このままではそのうちAIに洗脳されてしまいます。

人間の暮らしは「答えがない」「めんどくさい」の繰り返しです。

そんなことを思い出しながら、専門家とは別ものの自分の思考を巡らしてみることが大事だと思います。

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