子育て中のお母さん、子どもの教育代は節約できないと思ってませんか?
勉強は学校や塾におまかせしたほうがいいという考えはちょっと古いかも。
小学生の学力が全国でトップの秋田県は、塾に行かない子どもが多いことでも知られてます。
参考
10年続けて「学力優秀」!秋田県の学力を支えている「習慣」とは?ママスタセレクト
2022年から始まる「大学入学共通テスト」は、これまでのマークシート式のように正確な知識だけが評価されるものではありません。
思考力や表現力を育て、変化の激しい社会状況にも耐えられる学力をめざすものに変化してきているんですね。
子どもが家庭で勉強するよう声掛けサポートをする。
保護者は勉強を教える必要はありません。
我慢強く声掛けをして励まし、見守るだけ。低学年のうちは〇つけなど、多少の負担は覚悟。
と、これがたいへんなんですが。
でも、このようにほんの少し家庭で手間をかけることが今後、誰にとっても価値ある時間になってくるのではないかと思います。
とはいえ、今は塾が友だちとの交流の場になっている現実もあったりして、まだまだ実行しにくい環境にある場合も少なくないかもしれませんね。
わたしの頃でさえ、中学校で塾通いをしてない生徒は珍しかったですから。
でもわたしは、友だちが行くから自分も塾に行きたい、と思ったことはありませんでした。集団生活は学校だけでたくさんだったからです。というような子どもも、案外少なくないのではないかと思うんですよね。
おうちの人に適当にほめてもらいながら、ゆっくりマイペースで勉強するほうがいい、という子どももけっこういるんじゃないでしょうか。
子どもの性格にもよりますが、塾に行かないことも選択肢に入れてみてはいかがでしょう。
お金もかからない上に、学力がつくと思えば、声掛けサポートくらい何のそのじゃありませんか。
自学自習する子どもを評価してほめる。
家庭学習なめてはいけません。
おうちで自力で勉強するということは、自学自習力が身につくということです。
佐藤優氏は『国語ゼミ』の中で、このように述べています。
一連の教育改革のなかで、とりわけ重視されているのが「アクティブラーニング」の推進です。その名のとおり、能動的な学習、つまり自分が主体的に取り組んでいく学習のことです。したがって授業も、教師が一方的に知識を与えるのではなく、生徒が能動的に勉強できるよう支援するスタイルへと変えていくことが求められている。つまり、生徒が自分で課題を考えて計画を立て、周囲の力を借りながらも、「自分で答えを見つける」方式を、授業に導入するということです。
教室で先生から一方的に教わる時代ではなくなってきてるってことですね。
未知の問題に対峙し、自ら解決する能力を身につけておかないと、競争社会では生き抜けなくなるんです。
これまでと同じような教育をして安心なんかしていたら、時代についていけなくなるかもしれません。
子どもの発表を傾聴する。
子どもの家庭学習のサポートは、おとなにとってもたいへんな修行の場です。
子どもが読んだり話したりすることを、ひたすら傾聴しないといけないからです。
子どもにとってはそれが発表の場になります。
こういうことが我慢強くできるようになって、おとなはおとなになるんですね。
まあ、ときにイライラしたり、せかしたりするのはご愛嬌。
子どもだって、おとなの機嫌くらいわかります。
でもそんなこんなしながら接していると、子どもの学力はもちろん、学校生活のことや仲のいい友だちのことなんかを知る大切な時間になるはずです。
仕事でどんなに忙しくても、保護者は子どものことをある程度把握しておかなくてはいけません。だったらついでに子どもの勉強サポートをすれば、一石二鳥。
子どもは忙しい中、向き合ってくれるおとなを喜ばないはずがありません。
まったく無駄じゃないんですよね。
保護者の経済力が子どもの学力に影響を与えているなんていうことが言われてますが、一方的に教わるだけの勉強法にいくらお金をかけても未来はありません。
時間もお金も限りある資源、大事にしたいですよね。
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