腰痛の原因はプランクだった

運動のしかたが間違ってる?

そう、わたしは頭痛持ちだけど腰痛にはほとんど縁がなかった。子どものだっこで一時期傷めたものの、以来腰痛とは無縁だった。ところがある日、動かせないこともないが、なんか腰が気持ち悪い。ねんざのような感じで寝違えたのかと思っていたのだが、毎日の運動に差し支えるようになった。

そこでようやく、これはもしや運動のしかたが間違ってるかもと思い至ったのである。

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プランクの一直線信仰

運動嫌いなわたしの毎日の運動は最小限である。もっとも効率がよいとされているゆるHIITを中心に、ストレッチを組み合わせ、マイペースで続けることだけを目標にしてきた。

最近お腹まわりを引き締めるため、プランクだけのセットを取り入れたのだが、これがどうもあやしい。

プランクは、シットアップと違って腰をいためる心配がないと思っていたのだが、これが案外シンプルなだけに難しい。からだを一直線にしようとするあまり、どうやら腰をそらし過ぎていたようなのだ。

というのもプランクというと、やたら一直線の姿勢キープを注意される。疲れてくると腰が上がりがちになるなどと言うものだから、腰が上がらないように意識していたら、いつの間にかオットセイのように懸命に腰をそらしていたようなのである。

ひとりで運動するのは気軽でいいが、正しくできてるつもりでも、とんでもない姿勢になってることに気づかないというリスクがあることをあらためて知ったのだった。

プランクの正しい体勢をつくるコツを調べていたら、心持ち山なりになるぐらいのつもりになったほうがお腹に力が入りやすいという説明を見つけた。仰向けに寝たとき、お腹に力を入れて床に押しつけるようにして腰の隙間をつぶすような感覚らしい。プランクのときはお腹に力をこめ、どちらかといえばやや腰を持ち上げる山なりのような感じになるという。

これは確かにお腹に力を入れないとできない。それまでプランクをしていても、お腹に力を入れる感覚がなかった。でもこうしてお腹に力を入れると、からだを支えている腕や腰への負担が激減する。一直線に気を取られ、効かせたいお腹にちっとも力が入っていなかったようである。

プランクって意外とむずかしい

プランクは安全と言われているけれど、正しく行うのは案外むずかしい。効いてほしい腹筋でないところに変な痛みがあるときは間違ってる可能性がある。

わたしはオットセイになりがちだけれど、腰が上がり過ぎて腹筋に効かない場合もありそうだ。わたしのように《やや山なりの感覚》というのがわかりやすいかどうかも人による。腰を上げがちな人は、もしかしたら腰を下げ気味にすることを意識した方がお腹に力が入りやすいかもしれない。

ひとり運動は、安全重視で試行錯誤を楽しみたい。自分で動画を撮影すればすむのかもしれないけど、めんどくさいし見たくない……。

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