MRIで副鼻腔炎からの歯科治療

MRI hukubikuen shikachiryo

去年の春、強烈な頭痛で発覚した椎骨脳動脈乖離の経過観察のためにMRI検査を受けた。

血管は幸い無事だったが、意外にも副鼻腔炎発覚。MRIってそんなことまでわかるんだ、とびっくりした。

左上顎洞(じょうがくどう)炎あり

MRI検査はこれまで何度も経験してきたが、鼻の横、頬の内側がこうも真っ白になったのは初めてだったので驚いた。濃が溜まって粘膜が厚くなると白く映るらしい。

もともとアレルギー性鼻炎で季節の変わり目や掃除をすると鼻水が出ることが珍しくない。しかしその日は無症状で、まったく自覚がなかったので意外だった。

MRIの説明に左上顎洞炎ありと書かれていた。いわゆる副鼻腔炎のことのようだ。

放っておこうかとも思ったが、脳神経外科の先生がわざわざ画像をコピーしてくれたので耳鼻科に行ってみた。

歯性上顎洞炎かも

耳鼻科の先生に「歯は痛くない?」と聞かれ、ちょうど歯の治療中だったのでそう答えると、歯が原因かもと言われ、ちょっと思い当たることがあって嫌な感じがしている。

黄色い粘っこい鼻汁もないし、鼻づまりも気になるほどではないのだけど、少し前からときどき左上の歯がうずくように痛むのだ。てっきり肩こりか何かだと思っていたのだが、歯の炎症だったのかもしれない。

口腔内で発生した炎症や感染症が上顎洞に波及することがよくあるらしい。上の歯は上顎洞のすぐ近くにあるからだ。つい最近、左上の歯を治療したばかりである。いまだにときどき歯がうずくように思うのは、上顎洞の炎症のせいかもしれないが、見えない深いところに歯の炎症がいまだに残っているせいかもしれないと思うと憂鬱になる。

歯の治療が不完全で、いまだに炎症の原因が歯にあるということになると、なんだかとってもめんどくさいことになりそうだ。今は別の歯の治療中で、ようやくそれで歯の治療が完了する予定だったからだ。歯科医の先生に副鼻腔炎の治療で服薬していることを伝えるようにも言われた。

それでなくてもコロナの影響で歯科の予約がとりにくく、治療が長引いている。さらに伸びるようなめんどくさいこと、できることなら言いたくない。耳鼻科の治療だけで上顎洞炎が治ってくれるといいのだけど、この治療にも最低一カ月はかかるという。

そんなわけであちこち病院通いで忙しい。病院にかかれるなんてありがたいこと。文句は言うまい。

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