生活とはお金と時間のやりくりに尽きます。
お金も時間も残念なことに限りがあって、心細くなることばかりなんですよね。
億万長者がお金から自由になるためにしたこと
お金に縛られない自由な人というのは滅多にいないけれど、本多静六氏のような人をいうのだと思う。
億万長者でありながら、いっさいの財産を手離して、最低限の小さな暮らしが苦もなくできる人だったようです。
貧しい家に生まれ、戦争や災害など、時代の波に翻弄され、死ぬような努力をして築いた財産を幾度も奪われ、何度も一から努力し続けた生涯でした。
億万長者はゴールじゃなかったんですね。
お金はたくさんあればいいというものではないと言います。
億万長者の維持保身はろくなことがないらしい。確かに、ますますお金に縛られると言えなくもない。そこで不要な財産はことごとく処分したというわけです。
自由過ぎます!
努力と忍耐こそが最強の武器であり、楽しみであり、幸福なんですよ。不要なお金を失うぐらいのこと、どうってことない。最強です。
このごろ努力とか忍耐というと、古臭いとバカにしたり、がんばるのは良くないことと軽視する傾向があるけれど、逃げてばかりいられないのが現実です。
お金や将来のことがどうしようもなく不安になることもあります。
そんなときは、いつどんなことが起こって、すべてを失うかもしれないのが人生だった、と本多氏のことを思い出すんです。
そうすると、また現実を受けとめて、淡々とできることをし続ける元気が出てくるのでした。
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