ロカボの実現可能性を検証してみた。

locabo jitsugenkanosei

ビビりのわたし、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)いわゆる糖化ヘモグロビンの数値が6.0という基準値の最高値だったことを受けて、ロカボ食がどんなものかを調べてみることにした。

配偶者は「真面目やなあ。」とからかうが、いつもどれくらい炭水化物を食べていて、どれくらい我慢すればいいものなのか、知りたい。

実際ロカボ生活ができるかどうかは別の話。

ロカボとは?

ロカボというのは、糖質を1日70g~130gに抑える食生活のことをいう。1日3食の場合、1回20g~40g、間食10gというのが目安。これがいったいどんなものなのか?

ロカボ推奨者によると、極端な糖質制限は危険といい、ロカボはゆる糖質制限などというが、無制限に糖質を欲するままに食してきた者がはたして続けられるものなのか?

よく食べるものに含まれている糖質を調べてみた。

ごはん、パン、麺といういわゆる主食を半分にするだけで糖質はかなり減らせるという。そりゃそうだろう。

朝食の食パンは、せめて1枚食べたいところを半分にして16.1g。やはりこれだけで大きい。業務スーパーのお徳用ポテトサラダ75gは10g、その他目玉焼き、トマト、きゅうりといった野菜はほとんど糖質がないので省略する。あとは飲み物のミロ1杯分15gになんと9.8g、豆乳150mlで2.85g、カイテキオリゴ小さじ1の1.94gを加えると、ミロ飲料の合計は約15gと意外と多い。甘い飲み物は盲点だった。きょうの朝食は合計41.1gで40gを超えてしまった……。

ご飯1杯100gを計算すると、うちはもち麦を入れて炊いているので、ごはん86gあたり32gともち麦14gあたり4gの糖質合計36gとやはり大きい。主食を半分にするといいと言われているのがよくわかる……。とりあえず卵かけごはんやおにぎりといったごはん中心や麺類の食事は見直さないといけないようだ。

さらに業務スーパーのちょっといい加減なお安い青汁も愛用しているので調べてみた。1回分2.17g、これに100%オレンジジュース50ccと豆乳100ccを加えると合計で1杯9.77g。これだけで間食分10gになってしまうことが判明。これではがぶがぶ飲めない……。

たまに食べるバナナは100g19.4g。小さめだと70gで14g。やはり甘くておいしい果物は糖質が多い。果糖は血糖値を上げないからいいという人もいるが、わたしのようにダイエットしたい人はやはり抑えた方が無難。

それから最近お気に入りのマンナンライフのこんにゃく畑は、25g1個あたり5.9g。2個食べると10gを超える。やはり甘いものはほとんど食べられないと思った方がよさそうだ。一度手を出して食べ出すと止められないとわかっているので、今はチョコレートやビスケットのお菓子を食べないようにしているのだが、そのうちちょこっと楽しめるようになるのだろうか……。

糖質見える化効果に期待

糖質量を知ってしまった以上、1日70g~130g制限が守れるかどうかはともかく、ドカ食いはしにくくなることは確かである。

脳動脈乖離が見つかって、即降圧薬で血圧コントロールを余儀なくされてしまったのだが、どうにか一日一回の薬でよく効いてくれている。手を打つのが早かったからかもしれない。血圧がさらに高いまま放置していたら、気づいたときには今のように簡単にはコントロールできなくなっていたかもしれない。

手遅れになって後悔するのは歯周病だけでたくさん。痛い病気になるのはできるだけ避けたい臆病者なのだ。だから今できる我慢はして、健康維持に努めたい。ついでに痩せるといいな……。

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