希望とねたみのすきまで

若々しく元気な高齢者

「ぽつんと一軒家」に登場する多くの高齢者たちは若々しく元気だ。この頃はYouTubeやTwitterで活躍する高齢者もしばしば紹介されている。

やはり経済的に余裕がなければ、若々しく元気ではいられまい。などと思っていたら、年金数万円で公団住宅に暮らす高齢者の充実した暮らしぶりが注目されていて驚いた。

お金がなくてもコミュ力があれば、何とかできる人もいるようだ。

一方、立派な邸宅に住みながら、ゴミ屋敷と化した自宅で孤独に暮らす高齢者も少なくないと聞く。傍目に孤独で気の毒と決めつけているが、本人は自由でいいと思っているかもしれない。

高齢になって住まいに困っている者からすれば、持ち家などの資産がある人はうらやましい。

ところが優雅な施設に入居して、悠々自適な生活を送っているように見える高齢者にも不満がある。集団生活の息苦しさや不自由さ、退屈さは、貧困で忙しく働く者にはとうてい理解できない。

元気で自由に楽しそうに暮らす高齢者の姿は、後を追うわたしにとって希望であるはず。

とはいえ資産もなく、コミュ力も乏しいうえ体力にも自信がないとくれば、若々しく元気で暮らす高齢者の姿は、希望どころか、ねたましく思っている自分に気づいてハッとした。

ないものを嘆いてはいけないとわかっていても、人間どこまでいってもないものねだりなのだなぁ。

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