副鼻腔炎のマクロライド療法を始めて
耳鼻科の良し悪しなんてわからないので、待ち時間ほぼゼロの病院でステロイドの点鼻薬を処方してもらっていたのだが、鼻水が出なくなったら今度は喉の違和感が気になり出した。どうも張り付いた感じがして気持ち悪い。覗いた感じではたいしたことないという。
しかし、このクリニックにはファイバースコープがない。だから奥の方の状態は実際には確かめられないのだ。知りたければ紹介状を書いてもらって別の病院に行くしかない。待ち時間ゼロクリニックの限界である。
人気の耳鼻科ではファイバースコープを駆使して鼻から喉の方まで観察し、副鼻腔の炎症と後鼻漏(こうびろう)が確認された。後鼻漏というのは痰のような鼻水が喉のほうに流れてくることで、これが詰まったような張り付いたような不快感の原因になるらしい。
しばらく抗生剤を二回種類を変えて服用し、それからマクロライド系の抗生剤を少量服用するマクロライド療法を始めた。二週間おきに通院するのがたいへんで嫌になりそうだったが、行くたびに鼻洗浄とネブライザーをして、みるみる状態がよくなっていくのを感じたので我慢して通院した。
人気耳鼻科クリニックに行ってみたスポンサーリンク
唐突に副鼻腔炎の治療終了
マクロライドを始めて一か月くらい経った頃、「副鼻腔炎はよくなってますか」とたずねてみた。いい加減通院がめんどうになっていたからだ。
「こんどファイバースコープで見てみましょう」と言われていたとおり見てもらったところ、炎症がおさまっていることが確認できたので「これでようすをみましょう」ということになった。
副鼻腔?のビフォーアフター写真をもらったけれど、正直よくわからない。
副鼻腔炎なんて治らないと思っていたのでびっくりした。
耳鼻科や歯科は早め早めにかかるのがいいかもよ
アレルギー性鼻炎で鼻水が出るのを放置していたのが悪かった。
その頃に耳鼻科で洗浄やらネブライザーなんかできちんと治療してもらっていたら、おそらく副鼻腔炎にまでならなかっただろうし、ましてやのう胞なんてできなかったに違いない。
今はアレルギー性鼻炎もおさまっていて、やめられなかったステロイド点鼻薬も使わずにすんでいる。鼻の通りはここ数年なかったくらいいい感じである。
でもきっとこれからも体調や季節によって、また鼻炎になることはありそうだ。そうなったらこんどは早めに耳鼻科に行こうと思う。
そういえば歯周病になったのも歯科健診を怠ったせいだった。
病院にかかり過ぎるのもどうかと思うけれど、耳鼻科や歯科は、大したことがないうちに見てもらったほうが軽くで済むかもしれない。
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