他人事じゃない貧困に備える3つの方法

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専業主婦でぼんやり過ごしていたら、いつの間にやら世の中「一億総活躍社会」。

家族総出で働かないと家計が成り立たない時代なんですよね。

満足に食事がとれない、住むところがない、といった貧困層も増えていると言います。

うちも家族の病気や災害などで家計が破綻するようなことがいつ起こっても不思議ではありません。

避けられるものなら避けたい。

でも突然ふりかかってくるのが災難。

被害を最小限にして家計を立て直す備えと心構えが大事です。

【貧困に備える家計】その場しのぎの借金はしない。

食べるのにも困るような事態になったら、決して借金してはいけません。ここ一番大事。

借金するより、まずは生活を立て直す助けを求めたい。

まずはここに至るまでに、どうにか手を打っておきたいところです。

間違っても簡単に借りられる高利の借金はしない。たいていこれで首が回らなくなる。

支払いを待ってもらった場合、延滞金がどれぐらいかかるか、日ごろから調べておくといいかもしれません。

たとえば楽天クレジットカードの場合、残高不足で期日にお金が引き落とせないとどうなるかご存知ですか?

その日から延滞金が加算。(ショッピング代金は年率14.6%,キャッシングは年率20.0%と高利。)その後、カードが強制解約されてしまうこともあるという非情さです。カードの支払いは高利の借金と同じ。放置せず最優先で支払いたい。

くれぐれもキャッシングで借りて返済するなんてことはしないこと。

支払いできないときは、すぐに弁護士に相談して手続きしてもらいましょう。

【貧困に備える家計】相談できる人づきあいに努める。

お金の話はなかなかしにくい。

それでつい、借金して借金を返す最悪パターンに陥るケースが多いと聞きます。

親戚や知人に話しづらいときは、無料相談窓口など日ごろから調べておきたいところです。

返済を待ってもらう話し合いの仲裁をしてくれたり、家計の立て直し方法をアドバイスしてもらえるかもしれません。

お金を借りることより、家計を立て直す助けをしてくれそうな人や窓口を知っておくといい。

と言っても、ドラマ「相棒」の名作「ボーダーライン」のように、しかるべきところで相談したにも関わらず、役に立たない場合も残念ながら多いことも知っておこう。

いくつかの窓口で何人かの人に、ろくでもない対応をされたからといって、いちいち絶望しない心構えも必要です。

いきなりお金の相談なんてしにくいもの。事前にちょっとした相談に行き、相性のいい信頼できそうな担当者と知り合っておくという手もある。

そんなことをするぐらいなら、日ごろから身近なご縁を大事に人づきあいをするといいかもしれません。

何をしてくれるでもなく、ただ泣き言を聞いてくれるだけの人も貴重です。それだけで元気が取り戻せることもあるからです。

何はともあれ、いざという時に頼れるのは人です。そう思うと接し方も違ってきます。

「情けは人のためならず」。できる範囲で人には親切にしようと思う。

【貧困に備える家計】身の丈に合った暮らしをしよう。

家計が破綻する事情はさまざまで、不可抗力ってこともままあります。

家計が回らなくなってしまった事態、早く受け入れるほど害は小さく立て直しやすい。

日本はバブル崩壊に長く気づかなかったために、立て直すのにずいぶん時間がかかったと言われてます。

わたしも家計が赤字になって回らなくなっていると知りながら、そのうちどうにかなるだろうと生活を変えられなかった時期が長年ありました。

景気は上がったり下がったりを繰り返すけれど、世の中はどんどん変わり、人は年をとる。

そのうち収入が増えるだろうという見通しは無謀でした。

まだ余裕がある早いうちに、衣食住を見直し、削れるものは削り、小さな暮らしの模索を始めるべきだったんです。

家計の立て直しは、手を打つのが早ければ早いほどラクなのは確か。

このごろやっと「今のこの暮らしは、いつできなくなってもおかしくない」と思うようになりました。

そういう覚悟を持って、今の暮らしに感謝しつつ、小さな暮らしへの模索を怠りなく続けていきたい。

2 COMMENTS

つぶあん

本当に他人事ではありませんね。我が家も今年に入って夫が椎間板ヘルニアと診断。今までの仕事ができなくなり、あっという間に職を失いました。こういう災難もありますから本当に日頃からの備えは大切と今日の記事で再認識させられました。先日の家計の記事も参考になりました。首が回らなくなる前に家計状況を再度確認したいと思います。おかしさんの記事を読むと気が引き締まります。

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おかし

つぶあんさん、こんにちは。

いつもお読みいただきありがとうございます。
メッセージたいへんうれしく思います。

備えと言っても、思いついたときに心構えするぐらいのことなんですよね。

わたしは心が折れやすいので、日ごろから心の持ちようは訓練しておいたほうがいいな、と思っているんです。

つぶあんさんも急なできごとでたいへんでしたね。

でも動じない落ち着いたごようす、見習いたいです。

ご主人様、お大事になさってください。

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