病院に行くタイミング

若いときは病院に行く機会も少なく、それほど健康に注意せずとも何とか過ごせていたように思います。だからといって健康で元気だったかというわけではなくて、どうにか無理をすることができていたというだけで、病院に行く時間もお金もないし、寝ていればそのうち何とかなったという感じでしょうか。

年を取ってあちこち通院するようになったのは、もうそんなふうに無理がきかなくなって、医療に頼るしかなくなったからです。

通院するしかない状態になってはじめて、もっと早くから気をつけておけばよかったとつくづく思います。

歯科はクリーニングのために

中でもとくに歯は、何にもないときから健診とクリーニングをするために行くべきところ。問題があってから行ったのでは手遅れなんですね。とくに歯周病は万病のもとであることがわかってきています。

問題なければ年に一回の通院ですみ、お金も少しですみます。歯科は予防に努めるのが一番低コスト。それを知らずにいたことが悔やまれてなりません。

まずは自分の歯を健康に維持するために、年に一回の歯科健診がおすすめです。

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耳鼻咽喉科について

長年のアレルギー性鼻炎をこじらせて副鼻腔炎になってしまい、仕方なく耳鼻科に行くことになりました。半信半疑ながら、我慢強く通院した治療のおかげで、副鼻腔炎はもちろん、アレルギー性鼻炎もすっかりよくなってびっくりしました。

鼻の炎症はCTやMRI、あるいは内視鏡といった機械を使わなければ患部を観察することはできないみたいです。そうした機械がそもそもない町のクリニックでは確かな診断ができないことを知りました。最近はこうした機材が揃ったクリニックが増えてきましたが、検査料がかさむので、毎回気軽には使わないようです。それでも炎症がおさまっているかどうかを確かめてから治療の終了を判断してもらえるので安心です。

大したことがないと放置するよりも、大したことがない間に洗浄やネブライザーといった地味な治療をすれば、もっと短期間で治っていたかもしれません。歯科と同様、患部の洗浄は大事みたいです。

耳鼻科はどこも混んでいるので、できれば通院したくないところですが、きちんと診断できる機材の揃ったクリニックへ、早め早めにかかるのが結局早道のように思います。

脳神経外科クリニック

脳神経外科なんて一般的になじみがないように思われるかもしれませんが、頭痛外来や片頭痛診療で意外と若い患者さんも多いです。

はじめは片頭痛で通院していたのですが、MRI検査で椎骨動脈乖離が見つかって、それ以来降圧剤を服用することになりました。その途端、片頭痛がなくなってしまったのでした。

片頭痛だと思っていた頭痛は、じつは脳動脈乖離の傷みだったようです。コワいですね。いつもの片頭痛薬が効かないのでおかしいなあとは思っていたんです。

片頭痛は命にかかわる病気ではないので、市販薬でしのいでいる人も多いようですが、脳血管リスクが高いので、できれば専門医にかかっておいたほうが安心です。

とくに更年期以降は血圧が高くなって片頭痛が減る傾向があります。何かあったとき、すぐMRI検査をしてもらえるクリニックを見つけておくといいかもしれません。

眼科

強度の近視でコンタクトレンズを使用していたのですが、レーシックという手術で一時的に視力を回復しました。以前のような強度の近視ではないものの、徐々に近眼に戻りつつあります。そこに老眼も加わって、とにかく焦点が合いにくくなりました。

見えにくいので眼科に行くと、思いがけず緑内障と診断されたのでした。緑内障というのは、視神経が壊れていく失明リスクの高いわりとコワい病気なんですが、自覚症状が乏しく、手遅れになりがちなんだそうです。いろいろなタイプがあるのですが、多くは眼圧を下げる目薬を差し続けていれば、失明にはならないみたいなのでひとまずホッとしています。

たまたま見つかった感じですが、強度な近視の人は緑内障のリスクが高いと聞いていました。リスクの高い老眼年代にさしかかっている人は、検査を受けるといいかもしれません。

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