手書き断念。家計や事務処理のデジタル自動化模索中
家計簿はまずつけるかつけないかから始まり、何をどう記録してどんな情報が必要か、求めるものが実に多様過ぎるせいか、なかなか誰もが使いよい定番のスタイルがあるようでない。わたしも市販の家計簿や家計簿ソフト、表計算ソフトで自作も試みたが、結局手書きに落ち着いた。
というのも、たかがしれている規模の家計でさえ、目まぐるしい環境の変化にうまく対応し、うまく機能する家計簿を見つけるのが困難で、手書きでどうにかこうにか記録するしかなかったのである。
ところがここ数年のキャッシュレス化の進化は著しく、クレジットカードの処理もままならなかったところにやれ何とかペイだのチャージだのと一気に決済が複雑化。手持ちの現金と主な銀行口座の残高をチェックするだけでもややこしい。とても手書きの処理では追い付かなくなった。
そんなわけで数年ぶりに家計簿ソフトを探してみたけれど、買い切りで使えるものがほとんどないのに驚いた。あまり古いのも心配なので、一番新しい「てきぱき家計簿マム10」の体験版を使用してみることにした。ほかに見当たらないのでほぼこれ一択という感じである。
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複雑多様な決済記録も残高チェックも自動処理で楽!
こういうソフトははじめの設定がたいへんなのだ。とりあえず費目の登録、それから口座の登録とはじめの残高を設定。これさえできればあとは日々の出入りを入力するだけですべて自動処理してくれるので非常に楽だ。これはいい。
多少表示の仕方にクセがあるので慣れないといけない。
たとえばクレカは利用日に支出として数値が個別に表示され、引落日にいきなり残高が減る。クレカの引落額がいくらなのかはメインの表ではわからない。詳細検索ボタンで指定すればどんな詳細もわかるようになっているのだが、そのときパッと知りたい数値がその場ではわかりにくいかもしれない。
家計簿マム10いずれなくなる?
家計簿マムは30年以上続いているパソコン用ソフトである。これまで何回もバージョンアップを繰り返し、10まできた。基本的な保証期間は一年。最近スマホと連携できるクラウドサービスが始まった。そのうちすべてクラウド化してサブスク化するかもと思っている。そうでないとしても、いずれ家計簿マムはなくなりそうな気がしている。パソコンソフトの時代ではなくなっているからだ。
とりあえずマム10は購入する予定だが、最近は自動化プログラミングがどんどん簡単にできるようになってきているみたいだし、マム10が使えなくなるまでに、家計簿が自作できるようぼつぼつ勉強しようかと思っている。
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