ついお金を使い過ぎてしまうから、現金主義を貫いている人、日本にはまだまだたくさんいますよね。
わたしが住んでる地方では、いまだにクレジットカードが使えないお店も珍しくありません。
でもあっという間にスマホが普及したように、あるときいっぺんに世の中キャッシュレスにならないとも限りません。たぶんそういう方向に向かっていることだけは確かです。
現金であろうがキャッシュレスであろうが、浪費を防ぐ方法はただ一つ。
使ったお金を記録することです。
それぞれに合ったやりやすい方法を見つけて今すぐ習慣にしましょう。
支払い方法が混在している場合の支出を記録する方法。
いろんな支払い方法で支出していることが一般的ではないかと思います。
- 現金⇒手帳に記録
- 口座振り込み⇒振込用紙を保管
- クレジットカード⇒明細書
- 口座引き落とし⇒通帳
上記のようにバラバラだと管理していないのと同じです。
まとめて記録することが重要。
記録の方法は手書きでもパソコンでもスマホでも何でもいいんです。わかりやすく続けられる方法を見つけましょう。
わたしも家計簿ソフトやエクセル表、市販の家計簿など、いろいろやってみましたが、今は自分で作った手書きの家計簿です。
めんどくさいように思いますが、これが結局一番融通がきいてラク。いつでもパッと見られるのも気に入ってます。
レシートや領収書がない支出は忘れてしまうので極力しなくなりました。いちいち記録するようになると、支出には自然と敏感になり、お金を使うのがおっくうになってくるからふしぎです。
「書くだけダイエット」と同じような効果があるようです。
きれいに線を引いて、毎月決まったかたちで記録しようとすると嫌になるので、はじめのうちはただ支出を漏れなく書くだけでいいと思います。
そのうち決まった支出や項目がわかってきて、家計に合ったかたちで書けるようになります。
家計は年々環境の変化などで変わっていくものです。そういう変化に対応しやすいのも手書きのいいところです。
同じスタイルで記録しないと比較できないから意味がないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。家計で大事なのは現在と近未来です。過去データは未来を予測するのに便利なだけで、きれいに並べて見ることはまずないからです。
とにかく支出したらなんでもいいからやりやすい方法で記録することを始めましょう。
クレジットカードは使用時と支払い時の時間差に注意
クレジットカードは買い物時と支払い時に時間差があることが最大のネックでもあり利点でもあります。
クレジットカードなどキャッシュレスは、お金が減る感覚がないからコワイと言われてます。
でもカードで買い物しても、支払いの記録をしていると、いずれ口座のお金がどんと減るという実感がちゃんとわかるようになる。わたしもそうしてカードも現金も同じように使えなくなりました。
一番コワイのは「わからないけど何とかなってる」状態です。
知らない間にリボルビング払いやキャッシングなど高利の借金をしている場合は最悪です。自動で貸してくれるサービスがあるので要注意。ポイント還元などといった勧誘にも乗らないことです。
こうした借金サービスを利用しないと支払いが苦しい場合は明らかに買い物し過ぎです。
今すぐカード払いの記録を始め、「カード使わないチャレンジ」することをおすすめします。
カードも口座も最小限にシンプルに整理する
クレジットカードはよく利用するところのものに絞るのが原則。わたしは楽天カードだけですが、楽天以外でも使えて問題ありません。
最近はスマホ決済が乱立気味ですよね。使える先がまだ限られていて、結局複数のサービスに登録しないと便利に使えない現状と聞きます。
銀行口座もなかなか一つにはできない事情があります。
それでもそれぞれの支払いをすべて記録するとなると、あまり利用しないサービスや使っていない口座は解約し、できるだけシンプルにして見通しよく整理しておきたいところです。
それが支出を抑えることにつながることは間違いありません。
現金であろうがキャッシュレスであろうがお金を使ったら記録する。この習慣が家計を安全にします。
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