ツインバードPY-631Wは、低価格にも関わらず、価格コムのランキングで10位以内にランキングされるなど、ホームベーカリー初心者にとっては、とても魅力的なホームベーカリーです。
予算的に、ツインバード以外は考えられない人のために、ツインバードホームベーカリーの知っておきたいクセをご紹介したいと思います。
ホームベーカリーもパン作りもまったくのド素人だったわたしですが、あらかじめツインバード独自のクセを知っていたおかげで、失敗なく使いこなせています。
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ツインバードHB3つの常識。
ツインバードのホームベーカリーは、付属のレシピや取り扱い説明書を信じ過ぎてはいけません。ツインバードのホームベーカリーには、「こね」「発酵」「焼き」という独立モードがあり、けっこう自由な使い方ができるんです。
初心者は、有名メーカーの全自動ホームベーカリーを選んだほうが安心という考え方もあります。でも、どんな高価なホームベーカリーも、その日の気温や素材の具合によって、多少調節が必要になってくるんですね。
それができる人でないと、どんなホームベーカリーも使いこなせません。「スイッチポン」以外は何もしたくないという人は、ホームベーカリーの購入は、考え直したほうがいいかもしれません。
「こね」はプラス10分。
ツインバードホームベーカリーには、独立モード以外に次のようなメニューがあります。
- 食パン
- 早焼き
- ソフトパン
- ごはんパン
- 米粉パン
- 米粉パン(グルテンフリー)
- スイートパン
- 全粒粉パン
- フランスパン風
- 生地づくり
- ピザ生地づくり
- もち
もち以外のパンづくりには、「こね」の時間を10分加えるのがツインバードホームベーカリーの常識になっているようです。こねる力が弱いからだとか。
天然酵母液は「こね」の後半に投入。
ツインバードのホームベーカリーPY-E631は、本来ドライイーストしか使用できないことになっています。生酵母は、液体になっているので、「こね」の後半に入れると、周辺に飛び散ってたいへんなことになってしまいます。
だからと言って、ドライイーストのように、最初に粉といっしょに投入すると、パンがうまくふくらまないおそれがあります。
なので、「こね」の後半にある寝かし時間に酵母液を入れ、ラップできっちりすきまなくパンケースにふたをします。
各メニューの「こね」は、だいたい5分または10分こねたあと、10分寝かしの繰り返しです。
具いれ時間は1分しかないので、ふたをするには余裕がありません。具入れの直前の寝かし時間をねらうといいです。酵母液投入後、10分こね、具入れブザーがなる頃には、生地と酵母液がなじんでまとまっているので、ラップをとってもだいじょうぶです。
「発酵」から「発酵2」に移ったら、生地の丸め直しと羽をとる。
すべてのメニューを確かめたわけではないですが、はじめの「発酵」は、だいたい2時間ぐらいで、ガス抜きをしたあと、「発酵2」に移ります。そのタイミングがわかれば、生地をそっと取り出して丸め直し、羽をとると、仕上がりがきれいです。
慣れたら、独立モードにしたほうがマイペースでできます。
おおよその過程の時間が把握できたら、それぞれ独立モードで動かしたほうが、酵母投入や丸め直しのタイミングをマイペースではかれるので便利です。
完全自動でおまかせができないところは不便ですが、この手間で、ふっくらおいしい健康的なパンができると思えばよしではないでしょうか。タイミングがわかっているので、ずっとつきっきりでなくてもだいじょうぶです。
ツインバードのホームベーカリーですが、価格は日によってかなり変動します。週末にセール価格になることが多いので、チェックしてみてくださいね。
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はじめまして!このホームベーカリーをもらって、天然酵母パンを焼こうと思っています!
最初に下から→羽→天然酵母元種→粉類→水類みたいに入れるのも無しな感じでしょうか??
こねる時間を長くするには、こねる作業が終わったなと思ったら、ボタンを止めて10分追加するんでしょうか??(´;ω;`)
でも、そこから次のステップにどう戻れば…涙
教えてください!!!
よろしくお願いします。
まーちゃんさん、こんにちは。
天然酵母が液体の場合、途中で入れると飛び散ってたいへんなことになります。
最後に粉を入れるのは、粉がふたのような役割をしてくれるからなんですね。
天然酵母が粉末であれば、いつ入れてもだいじょうぶですよ。
水分の上に浮かせるように粉ものを入れるのが基本です。
昔は記事にあるように、天然酵母を途中で投入し、ラップでふたをしたりしてましたが、そんなめんどうなことをしなくても、はじめに投入して問題ないことがわかったので、今はやってません……。
天然酵母で作る場合、こねる時間より発酵の時間がかなり長くかかります。
「こね」はむやみに長くしないほうがいいかもしれません。
うちでは最初、全粒粉パンコースで発酵まで行います。その後、膨らむまで適当に発酵時間を延長しています。
コースをいったん終了し、「こね」や「発酵」など追加したいコースを選び直すといいですよ。
とくに発酵は、おそらく環境によってかなり違ってくるので、テキストどおりにはできません。過発酵でない限り、時間を延長してじっくり発酵させれば、たいてい失敗しないで膨らむと思いますよ。
おいしいパンができることをお祈りしてます。
お便りありがとうございました!