今の50代が完全に仕事を引退して年金生活に入るのは、あと何年後のことでしょう??
十分な蓄えがあって健康でいられるでしょうか?
そんなことを考えていたら、まだまだもう一踏ん張りも二分張りもしないといけないんですよね。
わたしの母も70代半ばですが、今も現役で仕事しながら父の介護をして暮らしています。
自宅に店がある自営業だからできることです。
母はわたしたち子どもを育てながら家事と仕事の両方をこなしていました。
祖母がいたからできたと言いますが、今思うとたいへんだったと思います。
「店があるから落ち着かない」とこぼす一方で「店があるからよかった」と言います。
うちでできる仕事が広がってます
年老いてゆっくりできないのはかわいそうな気もするけれど、いつまでも元気でやるべき仕事があるというのは幸せなことだと思っています。
今は高齢になっても働かないと生活できない方々が増えていると言います。
そんなとき、からだを壊してどうにもならなかったり、家族の介護で思うように働けないといった深刻な話もよく聞きます。人ごとではありません。
これから長く働くなら、うちでできる仕事を模索するのも一つの選択肢だと思います。
今は手間のわりにお金にならない内職的な仕事ばかりではありません。
パートに出るくらいのお金が稼げる仕事はどんどん増えてきています。
今から技術や勉強してもかまわないですし、これまでしていた仕事の技術を生かす方法を見つけてもいいですよね。
なにせ今はインターネットがあります。
新しい仕事、新しい働き方の可能性が広がっているんです。
からだが自由に動かせる今のうちに、少しずつ将来のことを考えてみませんか?
将来に希望を抱きつつ思い悩むのは、何も子どもたち、若者たちだけじゃありません。
わたしたち中高年、シニアも寿命までまだまだ長い道のりなんです。
あとは惰性で何とか暮らしていける時代ではありません。
「攻撃こそ最大の防御」なんていう言葉もあります。
「どうせ」「いまさら」「無理」はこのさい封印して、今できることを洗い出してみませんか?
コスト計算はシビアに
おうちでする仕事については、とくにかかったお金、かかるであろうお金はしっかり計算し、今の生活に無理のない範囲で準備を進めることが大事です。
どんなにやる気があって有望な仕事であっても、途中で資金が尽きてしまえばそこで終わりだからです。
すぐにお金が儲かる仕事なんてありません。あったらそれは怪しい仕事です。飛びついてはいけません。
はじめに用意できる資金はどれくらいで、それをどんなふうに回せば続けていけるか?
ちゃんとイメージしてから動き出しましょう。
先行投資はほどほどに、ちっちゃく始めるのが長続きのコツです。
継続が最優先
稼ぎたいから働くのだけれど、稼ぐことばかり考えていたら資金が尽きて失敗することがよくあるんです。
ここは先ほどの真逆で無理して攻めてばかりいてもダメなんです。
急いで勝たなくてもいいってことです。負けないことが大事なんです。
急がないといけない計画は見直したほうがいいです。
勝ちに行くのではなく、負けないように進むべきであることは、各界の勝負士たちが口をそろえて言ってることです。
続けることが何よりも優先されなければならないんです。
なぜなら何事も勝ち続けることは不可能だからです。
このことは私自身、いつも心に留めています。
確か北海道のお菓子屋さん六花亭の社長さんは、300年続いている虎屋さんを一番尊敬しているというお話をなさってました。
300年の間、お菓子を買ってもらえないような不景気をいったい何回乗り越えてきたことでしょう。
お商売を続けるって、それだけで価値があることなんですね。
長年のノウハウはもう誰にも真似ができません。また、続けているからこそ、次のチャンスをつかむことができるんです。
うまくいかないとき、それは悩みます。
だけどここでやめてもわたしにはほかにすることがありません。
そう思ってわたしは低迷のときにも腐らず、試行錯誤しながら淡々と、ただ続けていくことを目指すようにしています。
考えようによっては、この年になって打ち込めることがあるのは幸せなことかもしれません。
あなたも、これからの長い人生、おうちで働く道を考えてみませんか?
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