やめたくてもやめられなかった白髪染めとシャンプー
更年期がきっかけで、白髪染めとシャンプーをやめました。
といっても徐々にです。乾燥肌になって、どっちもほんとはすぐにでもやめたかった。でも長年の習慣です。簡単にスパッとやめられなくて苦労しました。
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白髪を受け入れるのに時間がかかった
白髪染めをやめたのはここ一年ぐらいでしょうか。
ベリーショートにして還暦が近くなって、自然と白髪を受け入れられるようになりました。白髪染めしない高齢者が増えたこともある。めんどうなことが嫌いで若作りにも消極的な筆者でも、人の目を気にするところがあったことに我ながらびっくりしてしまうぐらい白髪を受け入れるのには時間がかかってしまいました。
高齢者であってもきちんと白髪を染めるのがエチケットというか一種の身だしなみのような風潮が強かったからです。そうしろと言われるわけでもないのに、自分自身そう思っていたみたいです。白髪を放置することは、イコール<だらしない><不潔>といったイメージがつきまとうと思い込んでました。
<白髪のままですが、決して不衛生ではありませんよ>といちいち言い訳したくなるのが嫌になったのかもしれません。どう思われようが平気にもなれなくて、ヘナで染めたりカラートリートメントで白髪を目立たなくしていた時期がずいぶん長かったと思います。
脱シャンプーに時間がかかった
シャンプーをやめるのもたいへんでした。
湯シャンしてもべたべたするし、においもとれない。どうなることかと思いました。挫折する人もいると聞いていたのに、ふしぎなことに、いつかきっと気持ちよく湯シャンできるようになると信じて疑わなかった。きっと希望的観測が強かったのでしょう。
といいながらも弱気になったときは、せっけんシャンプーやリンスを使ったりしながらその日が来るのをひたすら待ちました。一年はかからなかったと思いますが、ひと月ではすまなかった。いつからだったか、さだかではありません。
今は湯シャンときどきせっけん洗いです。固形シャンプー<プチパラ>が廃盤になってからは無添加石けんを適当に使っているけれどまったく問題ない。リンスも不要。髪の調子も良好です。シャンプーで洗髪していたときより髪のにおいが気にならなくなりました。何よりお手入れ楽で手間がないのがいちばん。
洗髪に使う固形石けんは減らないので、ちょっといいのを選びます。溶けやすいいわゆる化粧石けんではなくて、昔ながらの釜だき製法の石けんで泡立ちのいいもの。いい石けんといっても千円しない。
やっぱり湯シャンにしてよかったです。
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