新型ウイルスで大騒ぎ。わたしの住む地方でもマスクが売り切れてたいへんなことになっている。そんな中、頻繁に正しい手洗いの方法というのが紹介されていて、それがまたとても非現実的でめんどくさい。
・時計や指輪など、手についているものを外す
・流水で手を洗う
・洗浄剤を手にとり、しっかり泡立てる
・手のひら、指の腹面をこすり合わせてよく洗う
・手の甲、指の背を洗う
・指の間(側面)、股(付け根)を洗う
・親指、拇指球(親指の付け根のふくらみ)を、反対の手でねじるようにして洗う
・指先、爪の間は、反対の手のひらの上でこするように洗う
・手首を、反対の手でねじるようにして洗う
・洗浄剤を十分な流水でよく洗い流す
・手を拭き、乾燥させる(タオル等の共用はしないこと)
・アルコールによる消毒(爪下、爪周辺に直接かけた後、手指全体によく擦り込む)
ここまでしないと洗う意味がないと言う専門家が後を絶たない。
こうした広報が不安をあおっているように思えてならない。
正しい手洗いの仕方は一つじゃないのでは?
わたしは引きこもり主婦なので、いい加減な手洗いで予防接種もしていないが、インフルエンザにかかったことがない。去年、家族みなインフルエンザで寝込んだときも、結局わたしだけ無事だった。
そんなわけで、世間でうるさく言われている正しい手洗いには常々疑問を持っている。
もちろん、感染症予防に手洗いは有効だということについては疑っていない。
ただ、誰もがあんな手洗いをしないといけないかどうかについてははなはだ疑問なのだ。確かに医療従事者や介護といった特定の人についてはいいかもしれない。でも、園児まであんなふうに手洗いさせているのを見て、わたしはひそかにひいてしまった。
同じようなことを考えている医師がいた。
参考
手を洗いすぎると風邪を引きやすくなるPRESIDENT Online
わたしは脱シャンプーして湯シャンしてるほどアンチ洗浄剤に傾倒してるので、これはこれで確かにちょっと極端なところがあるのだが、乾燥肌やアトピー肌の場合にはこれはこれで有効だったりするのだ。
つまり、万人に通用する正しい手洗いの仕方などない! というのがわたしの意見である。
自分の環境や肌、睡眠時間なんかを考えながら、適切な手洗いで賢く健康管理したいよね。
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