節水や節電を考えて、アルカリ洗濯に凝ってみたりしたけど、基本に戻り、石けんで贅沢に丁寧に洗うのがなんだかんだ言っていちばん無駄がない気がしている。
石けん液のつけ置きで部分洗い不要
粉石けんは完全に溶かして使わなければいけない。それがめんどくさいという人もいるが、これさえできれば、どんな洗剤よりも石けんは汚れが落ちる。
襟や袖なんかはつけ置くと部分洗いがいらなくなった。そのあと石けん液ごと洗濯機に入れて洗うので、石けんも水も無駄がない。
つけ置きがめんどくさい場合は、汚れたところに石けんをブラシでこすりつけてから洗うといいという。
粉石けんは量が大事である。水質や汚れ具合によって加減が必要だが、まずは粉石けんが指示する標準使用量をきっちり測って使うとだいたい失敗しない。石けん洗濯の失敗は、溶かし不足か量不足のどちらかである。
洗濯ものを入れて回しても、少し泡立つぐらいがいいといわれているが、もこもこ泡立つようなことはない。泡らしい泡が見当たらなくなることもある。だからといって、必ずしも石けんが不足しているとは限らないので、石けん液をペットボトルか何かにとって、振ってみて泡立つかどうか確かめるといいそうだ。
なんだかいろいろめんどくさい感じがするが、慣れると確かめなくてもわかるようになる。
泡立ちばかりを気にして、石けんを入れ過ぎる失敗が案外多いらしい。わたしも入れ過ぎていた時期がある。そうでなくても石けんは安くない。きっちり無駄なく使いたい。
参考
正しい石けん洗濯のやりかたuki☆uki☆石けんライフ
使いやすい粉石けん「そよ風」
石けん洗濯は柔軟剤不要
石けん洗濯は仕上がりがゴワゴワしないので柔軟剤がいらない。
わたしはクエン酸リンスを使っていたのだが、ウール以外効果がないと知ってからは何も使っていない。
その代わり、すすぎは水を贅沢に使ってていねいにしている。洗濯と1回目のすすぎは残り湯を使い、その後2回のためすすぎをしている。すすぎは脱水するのがポイントだ。洗濯機のすすぎでは自動的に脱水してくれているから気づきにくいが、脱水しないままいくら水を変えても、効率よくすすげないことを知っておきたい。
ここまですすぎをすると、さすがに石けん分は残らない。もちろん石けんカスも見たことがない。
この頃は、香りや型崩れを防いだりするような機能的な成分を繊維に付着させる仕上げ剤が人気のようだが、そういうものにお金をかけない代わりに、うちでは贅沢なすすぎをすることにしている。
シャープの孔なし槽洗濯機がお気に入り♪
洗濯ものを詰め込まないようにしたら
うちの洗濯機は7kgでそんなに大きくない。しかも古いので、ときどき空回りするようになっていた。ところが、古い洗濯機をいたわろうと思い、洗濯ものを無理に詰め込んで洗わなくなったとたん、すっかり空回りしなくなったのだ。
洗濯ものがゆったりぐるぐる回っているのを見るのは、なんとも贅沢な気分である。しかし、これこそ無駄のない効率的な石けんの使い方ということもできる。
一日一回の洗濯ですんでいるのだから、洗濯機が小さ過ぎるということもないようだ。
洗濯は、石けんや水を消費し、汚水を流すという贅沢な面がある。
だからこそ、感謝して無駄なくきれいに洗いたいと思う。
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