持ち物を減らして、小さな暮らしを目指している。
持ち物が少ない人のことをミニマリストというなら、わたしは洋服だけミニマリストと言っていいかもしれない。
着もしない洋服が収納しきれないのに捨てられず、それなのに次々買ってしまう状態がわたしも長年続いていました。それが今ではすべて見渡せて把握できる量に落ち着き、まだ減らせると思っています。
何がきっかけで洋服の片づけが進められたのか、振り返ってみました。
片づけブームはこんまりから始まった
わたしが片づけに取り組むきっかけになったのは、この本でした。
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片づけ本は、雑誌の特集記事と大差ないと思っていたので、それまで読んだことがありませんでした。ふと読んでみたくなったのは縁ですね。で、あの「ときめき論」にやられてしまったというわけです。
捨てる罪悪感から抜けられず、なかなか片づけられなかったところから卒業できたのは、こんまりメソッドのおかげ。
はじめて読んだ片づけ本だったので、素直に感動。
片づけ本を読み慣れていたら、これほど感動してなかったかもしれません。
その後、いろんな片づけ本を読むようになったけれど、これほどの衝撃はありませんから。
こんまりメソッドのかけずにたたむ収納が向いていた
こんまりメソッドのたたむ収納は、わたしに向いてました。
たたむなんてめんどくさいと思い込んでたんですが、たたむのがうまくなると、これほど手間なくコンパクトに収納できる方法はありません。しかもきれいに見渡せる。
うちにはクローゼットがないので、ハンガーにかけるほうが場所もいるし、かえって管理に手間もかかる。
このたたむ収納は、洋服の片づけをさらに進めてくれることになりました。
更年期と環境が洋服ミニマリストになるタイミングだった
今思うと、いろんなことが重なったタイミングでした。
ひとつは更年期で、体調は悪いし気持ちも落ち込みがちだったこと。
日ごろから鍋磨きとか拭き掃除、ちょっとした模様替えをして気分転換するのが好きだったんですが、ずっと気になってた洋服の片づけができたら、すっきりして気持ちいいだろうなぁ、と思ったんですね。
ちょうど若い頃の洋服が似合わなくなって、洋服選びが楽しくなくなってきた時期でもあり、処分するには絶好のタイミングでした。
お勤めもなく、友達づきあいもなく、学校行事に参加する機会もなくなっていたので、服装に気を遣う環境がなく、心置きなく洋服を減らしていくことができたのも大きい。
洋服だけミニマリストになるのは簡単
洋服を減らしてミニマリストになるには、服装に関して、誰から何を言われても、関知しない覚悟が必要です。
この覚悟さえできれば、誰でも洋服ミニマリストになれます。
わたしのように服装を気にしなくていい環境であれば、これはわりと簡単です。
洋服は個人的な持ち物で、処分することに関しては、誰からも基本的に文句を言われる筋合いはありません。
自分が減らすと決めれば、相談も許可もいりません。
それに洋服は、家電や家具ほど処分が困難でもありません。
だから洋服だけミニマリストになるのは、案外難しくないんですね。
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