じつは何年ぶりかで体重を測ったら、これまで経験したことがないほど太っていることがわかった。薄々わかっていたのだけど、コワくて見ないことにしていた。でも、なんかいよいよ、これではいけない、とふいに思ったいきおいで体重計にのって、びっくりというか、やっぱりというか、じわじわきている。
わたしにそっくりな母は、80歳を過ぎてがりがりに痩せているが、そういえば50代の頃は太るのを気にしていたことを思い出した。
50代は中年太りということばもあるくらいである。太りやすいのだ。
50代の未体験体重増加のダイエットが困難な理由
中高年になると、太りやすく痩せにくくなるとは聞いていたが、これといって変わらない生活をしているつもりだったが、10kgも太るとは思わなかった。妊娠時以来の体重である。
若い人のように、運動や食事制限で短期に痩せるのは難しいらしい。筋肉量も減っているし、食事量が増えているわけではないので、無理なことをしても体調を崩すだけだからだ。
これぐらい太ってくると、さすがに洋服もきゅうくつになるし、正面から二重あごの線がくっきり見えて、社交的でないわたしもさすがに恥ずかしい。生活習慣病も気がかりである。というわけで、本気でダイエットしようと決意した。
しかし、50代のダイエットは短期間では難しい。お金を払ってライザップみたいなところにお願いする余裕はないので、欲張らずあきらめず、ちょっとずつ痩せることにした。
長期ダイエットで大事なのは、途中で投げ出さないで長続きできる方法を選ぶことだ。やり方をいろいろ変えて、飽きない工夫が必要になるかもしれない。
とにかく投げ出さないために、わたしはとりあえず記録することにした。いわゆる測るだけダイエットである。
長続きのコツは、中断期間があっても、めげずに何度でも復帰することだ。
50代ダイエットには運動と食事の両面が必須
50代のダイエットでは、〇㎏減量とか体重〇㎏を目指す、というような目標は持たないことにした。それよりも毎日の運動と食事の継続を目標にしている。見栄えより継続重視である。
毎日の運動は、もう5年ほど続いているストレッチに筋トレ要素のあるスロトレを加えた。毎日10分から15分程度の運動である。正直あまりしんどくない。この頃は無理をすると、あちこちすぐ痛めてしまうので、すっかり慎重になった。負荷が少ないと筋力アップにならないというので、ときどき見直すようにしているけれど、これも筋力アップより継続優先である。
あと間食を14:00~15:00と決めた。ほかの時間におやつは食べないことにしただけで、量はとくに制限していない。ダイエット効果は正直疑問である。甘いものはやめたほうがいいに決まっているのだけど、完全にやめるのはむずかしい。だからせめて、いつでも好きなときにだらだら食べられないようにしようと思ったのだ。
ふだんの食事はいつものとおりで、たんぱく質を意識してとるように心がけるくらいで特別なことはしていない。
これだけで、しばらく体重を記録してみようと思っている。1週間経過で、体重はほとんど変わらない。もう少しできそうなことがあったら徐々に加えていこうと思う。
涼しくなったら、自然と食べる量が増えて、記録していないとたぶん太る。しばらく現状維持のペースでも、記録していれば、そのうち痩せていかないものかと淡い期待をしているが甘いだろうか。
好きな時に飲み食いできるなんて幸せなことなのに、こうして制限しないといけないなんて残念なことだ。でもやっぱり今の生活を見直せという戒めなのかもしれない。
そうそう、睡眠も8時間前後とるようにして、睡眠不足にならないように心がけている。起きている時間が長いと太りやすいらしいので。
このダイエット経過についてはまたおいおい書きたいと思う。
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