荻原博子さん、「新型コロナの景気後退で年金・中小企業が危ない」庶民ができる防衛手段は? の中で
節約したら景気がもっと悪くなるじゃないかと言う人がいますが、もともと収入が少ない庶民にできることは、支出を抑えてひたすら耐えることしかない
と述べている。ほんと、いい悪いとか、するしないは別として、それよりほかにできることがない。
このコロナ感染の先行きは見通せないどころか、どんどん悪化しており、この非常時は長引きそうである。
今一番節約しやすいのは不要不急の買い物
春は季節の変わり目で、新生活に向けて、いろいろ買い揃えたくなる時期である。
新しい靴や洋服もほしいけれど、どっちみち出かける用事もないし、どちらかといえば外出は控えたい。家族の生活もとくに変わらない。そんなうちは、周囲に合わせて消費することはない。
うちの場合、今一番節約しやすいのは衣料品かもしれない。どうしても必要なもの以外は買わないことにしている。
荻原博子さんも言っている。うちのように収入が少ない家庭が景気の悪化を心配して無駄にお金を使うことはない。お金を使いたくないと思っても、支出せざるを得ないものがほかにいくらでもあるんだから。
外出と同じで不要不急の買い物をしない。それが今一番始めやすい節約だと思う。
先延ばしできる買いものは、できるだけ先延ばしするようにしたい。
古い家電は使えなくなるまで我慢
家電は、壊れていなくても古くなったら買い換えたほうが電気代がお得だという。そうかもしれないが、冷蔵庫や洗濯機の最新機種はびっくりするほど値段が高い。経年劣化するのはどれも同じなのに。
使わなくなった家電はゴミになる。だったら壊れて使えなくなってから買い換えるほうがエコかもしれない。電気代が節約できるような最新機種を買う余裕もないことだし。
悩ましいのがテレビ。数年前から画面にシミができてきて、端からどんどん欠けてきている。肝心の説明や名前の文字が見えないこともしばしばだ。でも、音はちゃんとするし、欠けた部分を除けば画像も正常である。
前のテレビが壊れたときは、しばらくテレビがない生活をしていた。あまりテレビを見ない家族から、「なくてもいいんじゃない」と言われ、テレビを買うか買うまいかと悩んでいたとき、タイミングよく新品の国産ブランド品をもらえることになったのだ。それが今のテレビ。
だからずいぶんテレビを買うことがなかった。ちょうどいいのがあったらほしいけれど、大きいし高い。小さいのがいいと探すと、さらに高価でびっくりした。コンパクトサイズのほうが高いのかな。
先日、麻雀牌を買おうか買うまいか悩んでいたら、ひょんなところから譲ってもらえることになった。そんなこともあったせいか、ほしいものはすぐ買わず、ぐずぐず思案するのも悪くないと思っている。
冷蔵庫や洗濯機はさすがにそういうわけにはいかないけれど、動かなくなるまで大事に使いたい。
とにかく、支出を抑えてひたすら我慢。疲れない程度におもしろがって続けていけるといいんだけど。
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