老眼や近眼でピントが合いづらくものが見えにくい。老化なら仕方ないけれど、母は緑内障で眼圧を下げる目薬をさし続けている。早期発見が大事というので、わたしも思い立って眼科検診を受けた。
その結果、すでに軽い白内障が始まっていることと、緑内障の疑いもあるとわかり、あらためて視野検査を受けた。眼圧には問題ないのだけれど、正常眼圧緑内障というのが少なくないという。緑内障の原因は不明なんだそうだが、緑内障とは、視神経の繊維が徐々に減っていき、視野が欠けていく病気なのだ。まあ、これも老化の一種か。
視野検査でもグレー判定
視野検査は、あちこちに現れる光の点が見えたらボタンを押すというもの。片目ずつ、見える光の濃淡もさまざまで、そのうち光の残像がちらつくような感じがして、だんだんわけがわからなくなった。
自信のなさがそのまま結果に出たようで、右目の視野の一部が危ういらしい。
ただ、まだあやしい段階。半年ごとの定期検査をすすめられるだけにとどまった。眼圧が低いことも理由だったようだ。
眼圧が標準値でも眼圧下降治療が原則
緑内障で失った視神経は戻らないことになっている。これ以上視神経が減らないようにするのが治療である。それが眼圧を下げることのようだ。眼圧を下げると視神経が減りにくくなることがわかっているからだ。
その際、眼圧がたとえ標準値であっても、その人の通常の眼圧値よりもさらに下げるようにしていくようだ。眼圧が高くないからといって、視神経が減らないとは限らないからだ。
わたしもだんだん視神経が減って視野が欠けていく状況がはっきりすれば、眼圧を下げる点眼治療を始めることになりそうだ。
わたしはもともとひどい近眼で眼球が長い。若い頃から注意が必要と言われていた。
頭痛に歯周病、さらには緑内障である。年齢と共にからだのメンテナンスにお金がかかる……。
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