思えばいつも自己アピールができなくて行き詰まってた気がします。
営業ってやつですね。
音大卒なのに生徒を集める勇気がなくてピアノの先生をあきらめ、就職のために簿記や社労士の資格をとったのはいいけど、やっぱり仕事に結びつかなかった。
なんでか?
実績がないってことで自信が持てないんですね。
自分に自信がないものだからつい資格やキャリアに依存したくなる。
でも資格やキャリアがあっても、やっぱりはじめは実績なんてないですから、結局自信持てないままなんですよね。
下手に専門家の肩書きなんかあったりすると、よけいビビッてしまう。
実績なしの状態からいったいどんなふうに自己アピールすればいいのか?
できないことを嘆いていてはいつまでたっても踏み出せない。
そこで自分ができることやすでに持っているものをあらためて点検。
無理なくできる自己アピール方法を見つけました。
「自信がない」「アピールできない」とお悩みの方の一歩踏み出すヒントになればうれしいです。
自己アピールする特技や趣味がないなら経験を見直そう。
自己アピールするには自分の売りがわかっていないといけません。
自分の傾向や性質を分析するために「好きなことを100個書き出してみよう」といったシートがありますよね。
こういうの、これといった特技や趣味を持たないわたしにとっては苦痛なだけでした。
特技や趣味、好きなモノ、コトがないと自分の特徴が表現できないように思いがちですが、そういうことがはっきりしない人も案外多いのではないでしょうか。
そこでわたしは過去のできごとを振り返ることにしました。
体験は独自のものだからです。
わたしの子どもは発達障害です。そのおかげでほかのお母さんとは少し違った子育て経験をしてます。
10年ほどつとめたオンライン作文教室の仕事はわたしが唯一長く続けられた仕事でした。
一番最初にブログを作ったのはもう7年以上前になります。
こんなふうに過去を振り返ってみると「あんなこともした」「こんなこともした」とそれなりにいろいろ経験してきたことがあることに気づけます。
ほかの人の実績と比べてばかりいると自信を失うばかりなので、ときには自分のしてきたことにフォーカスするようにすると落ち着きます。
また、あるとき仕事の実績をこれ見よがしに列挙するのは嫌味なのでやめよう、といった記事を見つけました。
親しみのわくエピソードもあったほうがいいと言うんです。
そのときはじめて仕事の実績だけが自己アピールのポイントではないことを知ったのでした。
人となりがわかるエピソードで好感が持たれる場合もあるんですね。
確かにわたしが仕事をお願いする立場だとしても、やっぱり実績だけじゃなく、どういう人かが知りたいかもしれません。
というわけで、実績がないときは、アピールポイントになりそうな経験やエピソードをたな卸ししてみましょう。
自分では大したことないと思っているようなことでも、ほかの人がよく覚えているようなエピソードは、あなた独自の貴重なアピールポイントかもしれません。
マーケティングの先生が言ってました。
持ち味は盛らずに誠実に、見せ方をくふうしてチャーミングにすることが大事なんだと。
あきらめないで、今自分が持っているものの中から自己アピールできる種を拾ってみよう。
アピールできる仕事の実績って何?
ブログの実績でいうと、月間10万PVとか収入100万とか配信登録3,000人といった数字でしょうか。
有名サイトや雑誌に記事が掲載されたとか、書籍を出版しているというのも輝かしい実績ですね。
さて、そんな華々しい実績がない大半のブロガーはどうすればいいか?
ブログは芽が出ないとやめる人が多いんですよね。
もちろんやめるというのも選択の一つ。
ブログを育てるには技術より最後は根性と言ってるマーケターをわたしは2人知ってます。
なんだかんだ言って続けること以外に方法はないんですね。
芽が出ないブログはどんどんやめていくので、長く続けてるわりにパッとしないブログは珍しい。
警察犬試験に6度落ち続けたキナコは7度目には合格して大活躍しましたが、家事ブログはいつ芽を出すのやら。
迷走ぶりがなんだか恥ずかしい。
でもブログを続けてきた経験をアピールポイントに変えて、家事ブログを育てたい!
そのためにはブログの方向性を決めて、ひたすら書き続けることでしか道は開けません。
ブログマーケターのジュンイチさんも「売るのが苦手ならブログを書け!」と言ってます。
ところで、これからはほかのどんなお仕事も、やっぱり自己アピールできないと、先に進めなくなるのではないでしょうか。
自分の強みの洗い出し、やっておいて損はないと思います。
知ってることや学んだことは即教える
池上彰氏は『高校生からわかる「資本論」』という本を書くために「資本論」のことをいっぱい勉強しながら書いたと述べています。
池上氏はこれまでに何度も「資本論」に挑戦し、最近ようやくわかってきた部分があると述べているほど「資本論」は難しい書物なんだけれど、それでもたくさんの人にぜひとも知って読んでほしいと思っているんですね。
教えるほうが勉強になるというようなことは、ほかにもいろんな人が言ってます。
また、音大卒でなくてもピアノを教えるのがじょうずな先生はいくらでもいます。教職免許がなくても勉強を教えることはできるし、洋裁学校出てなくても洋裁を教えることはできます。
資格がなくても、知ってることは誰かに即教えたほうがいい。
いい加減だった知識が定着して深まるし、何よりそれが仕事になるからです。(もちろん資格のない人が勝手に教えてお金をとったら違法になる場合もあるので注意。)
完璧に習得してないと教えられないとか、実績がないと教えられないと尻込みしているのは損なんですね。
確かにわたしだったら実績より相性や人柄で先生を選ぶかも。
知りたいレベルや教えるレベルもいろいろあっていいんですね。
仕事ができる人は、知ってることは即教えながら実績を作ってます。
わたしも見習いたい。
まとめ
- 今持っているもの(経験)をアピールポイントにする。
- 仕事の実績だけがアピールポイントではないことを知る。
- 学んだことや知ってることは即教える。
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