だまされるリスクはゼロにできない

damasareru risk

感染症リスクもゼロにはできないけれど、だまされるリスクをゼロにするのにも限界がある。

嘘電話詐欺のリスクを減らすのは電話に出ないことだ。感染症リスクを減らすのと同じである。絶対だまされないためには、人とかかわらないことに尽きる。

しかし、わたしのようなほぼひきこもり主婦でさえ、人との接触を完全に制限するのには無理がある。ましてこの頃は家にいても誰かと通信できるので、家にひとりでいてもだまされるリスクは変わらない。

そもそも人間は、社交的であろうとなかろうと、ひとりでは生活できない社会的な動物。だまされるリスクをゼロにはできない。人はだます生き物でもあるからだ。

だからだまされないことに細心の注意を向けるより、だまされてもいいように、なんていうと語弊があるけれど、最小限の被害にとどめられるように備えるほうが現実的ではないかと思っている。

プロフィールは創作物語

自分が人をだましていることに無頓着な人は案外多い。

見栄を張ったり強がってみたり、多少オーバーなリアクションで気を引くなんてことは、わりと頻繁に行われていたりする。

じつはブログのプロフィールもなかなかの創作だったりする。

どんな人が記事を書いているのか、読者は気になるものである。記者のプロフィールは閲覧者が多いことで知られている。だから気合を入れて書く人も多いのだ。

仕事の実績や経歴に嘘があるのは問題だが、エピソードなんかは、どこまでが本当で、どこからが創作なのか、自分でもわからなくなることがある。ことばはいつも遅れて出てくるものだから、瞬間瞬間の思考とずれがある。記憶も間違っているかもしれない。だからどこかに嘘があっても、自分でも気づかないおそれがある。

病気や借金などの苦労話を物語仕立てにしたプロフィールは、マーケターや詐欺師なんかがよく使う手である。これはふしぎなことにベタなほどいいらしい。

実際、売れる言葉遣いというか、決まり文句みたいのがあるという。そういうことばが検索されて、さらにヒットするものなのかもしれない。

決まり文句と同じかどうか知らないが、人は苦労を乗り越えて成功した人物を信用する傾向があるようだ。いわゆるサクセスストーリーは聞いていて気持ちがいい。自分と重ね合わせて夢を見る。これだけの苦労を乗り越えてきた人なんだから信頼できるというより、ただ信じたくなる。

というわけで、人は人を信じて生きるしかないのだけれど、人はだます性質があるので、ときにだまされることがあるのは避けられないと知っておくといい。

そこそこ用心し、イチかバチか信用したりなんかしながら、楽しくしたたかに生活していきたいものである。

インタビューメーカーのCMが面白い。人ってだますつもりなくてもだましてたりするのよね……。

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