「捕らぬ狸の皮算用」の意外な効果

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貯金しない理由に、我慢してわずかなお金を貯めたところで、今さら何になるか、というようなこみあげてくる虚しさがあります。

でも、この長寿時代です。地道な貯金も時間が強い味方になるかもしれません。

貯金する目的は貯金

貯金というと、目的があったほうがいいなんてよく言いますよね。

家を買うとか、洋服を買いたいとか、旅行したいとか……。

わたしには正直そんな具体的な目的がないんです。

しいて言うなら、お金の心配をしないですむ暮らしでしょうか。

漠然としているけれど切実です。

試行錯誤するもなかなか貯金できないことが続いてました。

ところが、とうとう赤字だった生活費が少しだけ余るようになったんですね。

少しずつお金の使い方を意識するようになった成果がようやくあらわれてきたみたいです。

それが思いのほかうれしくて。

お金をなるだけ使わないゲームをしているような感覚。お金が貯まることそのものが喜びに。

こうなると不思議なもので、わずかこれっぽっちの金額とか思わなくなる。とにかく少しでも貯まればうれしくなるんです。

「捕らぬ狸の皮算用」も悪くない。

お金が少し余ると、ほとんど無意識に「捕らぬ狸の皮算用」してました。我ながら呆れます。

この調子で貯めれば10年後にはいくら貯まって、それを投資運用すればいくらになる!

モチベーションは上がる一方です。

それを折に触れて家族に話していると、家族も何かと節約に協力してくれるように。

「捕らぬ狸の皮算用」、けっこうみんな嫌いじゃないんですね。貯金のモチベーションを上げるには最適かもしれません。

ところで、貯金の目的が貯金なんていうと、つまらないと思われるかもしれませんが、資産形成は地味な種銭づくりが始まりです。ここで大半の人がつまづいてしまうんですね。

種銭は結晶で、大きな雪だるまになる可能性を持っています。これも捕らぬ狸の皮算用なんですが。

雪だるまになる可能性にわくわくしませんか?

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