PFCバランスを自動計算してくれるサイトはたくさんある。はじめはわからなかったけど、その多くは厚生労働省の食事摂取基準によるもので、
- たんぱく質(P) 13*~20%(*50~64歳は14%、65歳以上は15%)
- 脂質(F) 20~30%
- 炭水化物(C) 50~65%
と定義された数値に従ったもののようだ。
PFCバランスのパターンは多様
ところが、たまたまわたしが算出したものはこれに当てはまらなくて「あれ?」となった。
厚労省の基準値は生活習慣病を予防し、健康を維持するためのものらしい。もちろんこの数値でダイエットしてもかまわない。
でもPFCバランスにはほかにも多様なパターンがあることがわかった。
たとえばケトジェニック(糖質制限)のPFCバランスは炭水化物を極端に抑えたものになっているし、筋肉美を追求する人のPFCバランスはたんぱく質が多く、脂質が少ない。特別な事情がない限り、極端に一定の栄養素を抑えるのは危険だが、あまり極端にしない程度にPFCバランスはわりと自由に調整できるもののようである。
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人気トレーナーのPFCバランス
わたしのは人気トレーナーつむらみおさんの計算によるもの。
- たんぱく質 23%
- 脂質 30%
- 炭水化物 47%
たんぱく質やや多めの炭水化物やや控えめのバランス。なかなかいい感じではなかろうか。
厚労省基準値のアプリだと、頂点のたんぱく質がとび抜けて、左の角の炭水化物が内側に引っ込んで不足気味になったいびつな三角形になる。
野菜ビタミン軽視傾向
PFCバランスを気にするようになると、野菜やビタミン・ミネラルをとるのがおろそかになりがち。
そうすると、便秘になってしまうおそれがある。
そこで炭水化物の大麦でしっかり食物繊維やビタミン・ミネラルを補うことがすすめられている。
一般的には野菜をとれとれとうるさく言われるのに、なんだか妙な感じだ。PFCをしっかりとれば、ほかの栄養素も自然とついてくるというのだが、ほんとか。
正直野菜ではPFCほとんど稼げない……。そのうちビタミン剤でいいかってなりそうだ。野菜の地位がヤバい。スーパー大麦に負けないスーパー野菜ができるといいな。
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