パルスオキシメーターを買わない理由

oximeter kawanai riyu

パルスオキシメーターは、コロナではなく、ゆるHIITを始めたことがきっかけで知った。

ゆるHIITというのは、10秒の休憩をはさみながら、20秒の運動を繰り返すインターバルトレーニングのことである。このトレーニングでは、心拍数を上げる強度の運動をすることが重要で、心拍数を運動の目標として設定する。そのため、パルスオキシメーターやスマートウォッチで心拍数をはかることがすすめられているのだ。

数値の見える化もほどほどがいい

なるほど目標が最大心拍数の60%と明確に設定できると、当初は運動のモチベーションが上がる気がしたものだった。

早速、パルスオキシメーターやスマートウォッチを調べ始めたのだが、いまだに決められないままでいる。いずれも値段の幅が大きく、何をどう選べばいいのかわからない。

そうこうしている間に、コロナでパルスオキシメーターが品薄になって、みるみる値段も上がっていったのだ。こうしてパルスオキシメーターというのは、本来酸素飽和度を測るものであると知ったのだった。

今でもときどき、パルスオキシメーターやスマートウォッチを探すことがある。

お金に糸目をつけず、確かなブランドものが選べるならいいのかもしれないが、こうした機器は、高ければいいというわけではないと思っている。日ごろ使っているパソコンがそうだからだ。どうせなら長持ちする自分に合うものを納得の価格で選びたい。そんなふうに欲張るものだから、迷うだけで終わり「とくになくてもいいか」ということになる。

そもそも長持ちするかどうかなど、信ぴょう性に欠けるレビューだけでは判断がつかない。どの商品でも「すぐ壊れた」といったマイナス評価があるからだ。安価な商品であれば「やっぱり」と思うし、そこそこの値段のものであっても、一つくらいはマイナス評価があるのもで、それがごくまれな場合かもしれないにもかかわらず「そんなものか」とがっかりし、購入意欲を失う。そういえば万歩計もいくつか持っていたが、どれも長持ちしなかったな。そういうものなのかもしれない。

こうした計測器でよくある不満は、測るたびに数値が違うとか、ほかの機器と数値が違うといったものである。まめに計測し出すと、とかく数値に過敏になる。わたしも体重や血圧で経験したことがある。

体重のときは、当時まだ珍しかった50g単位で測れる機器がほしくなったものだ。そうでないと、毎日測っても変化が感じられず、おもしろくないからだ。そのうち洋服を着たまま測ることにも抵抗が出てきて、何だかだんだんめんどうになってやめた。

血圧手帳を渡されて毎日血圧を測り出したときは、当然測るたびに数値が変わるので、何回か測って平均値を出してみたり、気に入った数値が出るまで繰り返し測ったりしているうちに、やっぱりめんどうになってやめたのだった。

それでも今、ゆるHIITも体重測定も血圧測定も負担なく続けている。以前のように数値を気にしなくなったからかもしれない。

ゆるHIITは、心拍数を測らなくてもできる。息が上がれば、たぶん心拍数はそこそこ上がっているはずだからだ。スピードを上げてきつめにすることもあれば、とりあえず運動しているだけのような日もあったりして、かなりいい加減である。これで健康維持ができているのかどうか、正直わからないが、今のわたしが無理なく続けられる運動に違いない。

体重は入浴前に一回だけ下着姿で測り、血圧は朝晩左右の腕で二回ずつ測っている。いずれもスマホアプリでいちおう記録しているが、とくに見直すことはない。「ああ、きょうはきのうより重いな」「今朝は高いな」などと、そのとき思うくらいである。

ただ、続けられていることに満足している。

確かに、計測して数値化することがやる気になって続けやすいことはあるかもしれない。しかし、数値化もほどほどにしたほうが楽に続くということもあるのだ。

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