熱中症で死ぬかも
先日、熱中症ってもしかしてこんな感じ? はじめて死ぬかもって思ってしまった。
熱帯夜があたりまえになったある日のこと、横になるといつもはそれほど暑さを感じないのに、その日は手のひらが熱く、何だか暑い。それなのにどういうわけか汗が出ないのだ。
室温・湿度ともにいつもより高いというわけでもない。なのにからだじゅうが火照ったように暑い。水分はまめに少しずつ飲んでいたから脱水のはずはない。体温計で思わず測ってみた体温は平熱だったがなぜか熱っぽい。心なしか動悸もするし頭も痛くなってきた。もしかして熱中症ってこんな感じで死んじゃうのかなってふと思う。
何となく尋常じゃない暑さを感じ、あわてて手のひらや脇を保冷剤できんきんに冷やしていたら、いつの間にかうつらうつらと浅い眠りについたのだった。たぶん熱中症になりかけていたんだと思う。
ふだんと変わらない環境にいても、こんなふうに突然なってしまうのが熱中症なのだ。たぶん。
スポンサーリンク
からだも暑さもいつもどおりじゃない
今年の暑さは格別だったから? いやいやわたしのからだも去年の夏から着実に年をとっている。去年と同じではないのだ。これくらいの暑さには慣れているとあなどっていたらそのうちきっとひどい目に合いそうだ。
気候も年々極端になっている。おそらく今年だけが特別暑いわけではなくなるだろう。これまでだいじょうぶだったから、今年もだいじょうぶなどと考えないようにせねば。
エアコンも夜通しつけっぱなしが安全と言われるようになった。電気代がおそろしいなどと言ってられないという。いのちのほうが大事というのである。いのちを削るようにして懸命に働いたなけなしのお金で電気を買うしかないというのに、どっちのが大事もないものだ。「電気代払えないんなら死ね」って言われてるような気がする。熱中症で死ぬか、光熱費で破産するかの瀬戸際である。
ちなみにエアコンはまめにオンオフするよりいっそつけっぱなしにしたほうが電気代のロスが少ないというのはほんとのようだ。うちもほぼつけっぱなしでいるが、今のところびっくりするほど電気代は増えておらず、ひとまずホッとしている。とはいえ電気代が増えていることに変わりない。
健康維持にどこまでお金をかけるか、いつまでお金をかけられるのか。死活問題である。
保冷剤が重宝
エアコンが一台しかないからというわけでもないが、うちには保冷剤がいっぱいある。
冷凍庫でじゃまになるかと思ったが、あちこちで惜しみなく利用できてけっこう重宝している。冷凍庫に入らないときは、冷蔵スペースに置いている。冷蔵庫に入りきらない野菜や米を保管する発泡スチロールの箱の保冷に利用。もちろん買い物にも持参。寝る時にも二つ、両脇に設置。布団が冷たくなって気持ちいい。
保冷剤は食品が入っていたシール付きのアルミパックに入れて使うと、多少結露が抑えられて保冷効果も長持ちする気がしている。
猛暑対策に保冷剤とは何とも心もとない感じだけれど、身近なとっつきやすいところからあれこれ工夫するしかない。
健康維持と経済力の折り合いは死ぬまで続く……。
スポンサーリンク