寒くなると「ねこはんてん」の優秀さに毎シーズン感心させられる。買うとけっこういいお値段で、あまり売られていない。大量生産するほど人気がないし、知られてないようだ。でも、手づくりする人はそこそこいるようで、ネットを見れば作り方がわかる。
和柄のものが多く、古臭くておしゃれじゃないと思うかもしれないが、インナーベストのようなものなので、柄は正直何でもいいようなものなのだ。
真綿パワーを知らない人が多い
羽毛がメジャーになってからというもの、すっかり忘れ去られているのが真綿の存在。
真綿ってコットンじゃないよ。絹(シルク)のわた!
以前は真綿のふとんが嫁入り道具だったけど、すっかり羽毛に取って代わってしまった。
確かに羽毛は軽いしふわふわであったかい! でも真綿も負けないぐらい軽くてあったかいのだ。
防寒用のはんてんは、その真綿を入れて作るものだった。真綿は布や壁にベタっと貼り付くので、子どもの頃、うちではそのまま衣服の間にはさんで使っていたものだ。それはもう、つけてるのを忘れてしまう軽さである。薄く伸ばして背中に貼りつけていたのがなつかしい。
でもやっぱり、ダウンの洋風でおしゃれな感じには勝てなかった。高級品だったダウンが今では世界中の人が気軽に消費するようになっている。その裏で、水鳥の羽をむしり取るようにして量産しているという話を聞いてハッとした。そういう絹もカイコの繭をカイコごと茹でてとるんだから生物愛護的にはどっちもどっちである。せめて使い捨てのように消費するのはやめて大事に使いたい。
ところで、最近のはんてんは真綿ではなく、化繊や綿のわたが入っているものが多いらしい。わたしの「ねこはんてん」も中入れ綿と言われるコットンである。それでもじゅうぶんあったかい。化繊の中には風通しが良過ぎてあったかさに欠けるものもあるらしいので注意したい。
「ねこはんてん」手づくりするなら真綿を入れたい!
「ねこはんてん」は後ろ身頃をランドセルのように背負うだけの単純なデザイン。手縫いでもじゅうぶん作れそうだ。どうせ作るなら素材にこだわって真綿を入れたい。
真綿は保湿性や吸湿性ににも優れ、静電気を発生しにくいらしい。
真綿は高価なので、真綿を中入れ綿(コットン)にはさみこんで入れる作り方が一般的になっているようだ。少しの真綿を薄く入れるだけでもいいかもしれない。
「ねこはんてん」の生地は、すべりのよいシャツ生地になりそうな薄手のコットンがいいようだ。かわいい北欧柄で作られた「ねこはんてん」は素敵だった。柄が違うだけでずいぶんイメージが変わる。
短めに薄く作れば、外出のインナーとしても使いやすい。わたしは標準タイプの「ねこはんてん」をつけたまま外出しているが、案外わからないようだ。袖がないので重ね着もしやすい。
また「ねこはんてん」の洗濯は、しょっちゅうするものではないので、シーズンの終わりに洗濯機で洗ってもだいじょうぶ。ただし、ネットに入れて中性洗剤で手洗いコースで洗うと安心。わたしは普通洗いをしたが、ほとんど型崩れしなかった。
10年以上長持ち防寒アイテムとしておすすめ♪
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おかしさん、こんにちは。ねこじゃです。
もうお忘れかもしれませんが、おかしさんのブログを見て、自分もブログを始めたものです。その節は、お世話になったのにお返事が遅くなってしまい、大変失礼いたしました。
おかしさんのブログはいつも拝見しています。先日、「せんたくマグちゃん」を購入し、大変良かったので、お礼をしたくこうしてお便りしています。
恥ずかしながら、マグネシウムがこんなに有用なものだったとは、全く知らずにいました。おかしさんの記事を見て、さっそく通販サイトに飛んでみると、売り切れており、販売のお知らせ登録をして、先日やっと届いた次第です。
実際に使ってみると、予想以上の洗浄力にびっくりしました!数か月前から洗濯洗剤は中性洗剤から液体石鹸に変えていたのですが、使わずに済むならそれに越したことはありません。よほど汚れがひどいものは、いままでの半分の量を使いましたが、十分きれいになりました。何よりも、においがスッキリとれ、もう捨てようかなと思っていたタオルも引き続き使えるようになりました。
いつもこのような有益な情報を発信してくださってありがとうございます。
私のブログは、個人の備忘録の域を出ませんが、文章を書くことで自分自身の頭の整理になると思っています。引きこもり主婦なので、アウトプットしてみることが大事なんだと自分で決めているのです。ぜひ見に来てくださいとは言えないのですが、これからも細々とでも文章を綴っていきたいと思っております。
それでは、これからもブログの更新を楽しみにしております。
ねこじゃ