ダウンに負けない軽くてあたたか機能性化繊の中綿
中綿素材と言えばダウンが最上級だった。でも、いかんせん高価でお手入れがめんどくさい。安価になってきたダウン製品の横行のかげで、水鳥が虐待されているという話も聞く。そんなわけでダウンに負けない軽さと温かさを実現してくれる化繊を選ぶことにしている。
化繊はつまりは石油製品である。環境的にダウンより優れているとはいえない。しかし圧倒的にお手入れが楽。洗濯機で丸洗いできるものもめずらしくない。耐久性に優れていることも大きなメリットだ。
水に強くあたたかで軽い高機能な中綿素材は年々進化しているが、場合によっては価格もダウンなみに高価な点が悩ましい。
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アウトドアとタウンウェア比較してみた
手持ちの中綿アウターを比べてみた。
LL.Beanのウィンター・ウォーマー・ジャケットはアウトドアブランドらしく、表地はほぼ完璧な防水仕様のナイロン生地。水に強いが、少々かたくごわつく感じで重い。しかし丈夫で耐久性に優れている。軽く10年以上着られる。
身頃は中綿ではなく、毛足の長いポリエステル製フリースの裏地で、袖にポリエステル製保温素材サーマテックの中綿が使われている。全身中綿仕様ではないものの、じゅうぶん温かく、シルエットもすっきりしている。
ちなみにノースフェイスのコンパクトノマドジャケットは、これとほぼ同じ仕様と思われる。ノースフェイスは日本人モデルが着こなしていて色もベーシック。おしゃれに見えるせいか人気で価格も高い。
これに対してLL.Beanは外国人モデルだから着た感じがイメージしにくい。色づかいも日本人好みではない。ベーシックな色は在庫切れになりやすい。サイズ展開が豊富なのはいいが、かえって選ぶのが難しいから通販は利用しにくいかもしれない。そのためか、いまひとつ人気がない印象。
決してものは悪くないので、お買い得と言えなくもない。がんばれ、LL.Bean!
グローバルワークは日本のアパレルブランド。
グローバルワークのライトウォーム撥水ブルゾンはダウンが持つ軽さ・かさ高性・あたたかさを兼ね備えながら、環境に配慮した自社独自素材エアサーマルを使用した中綿アウターである。
こちらもLL.Bean同様、洗濯機で洗える。表も裏もポリエステル生地なので、とにかく軽くソフトで着心地がよく気軽に羽織れる。しかし表地の撥水加工は徐々に失われていくので防水機能はそれほど期待できないが、街着としてはじゅうぶん。ややAラインのゆったりデザインだから重ね着しやすいのもポイント。
衣服買い換えのタイミング
衣服が以下のようになったとき、買い換えを考える。
- サイズが合わなくなった
- 古くなった
- 着なくなった
その前に、なくても困らないかもしれないので、あわてて買わないように気をつけている。
在庫薄だったりすると、急に欲しくなったりするから要注意。在庫切れで買えなかったりすると、むしょうに悔しくなって、今度こそ手に入れようと躍起になってしまうことがある。そういうものに限って、案外必要ないものだったりする。
買えなかったときは、縁がなかったとあきらめて、お金を使わなかったことを喜ぶことにしようと思う。出費は遅ければ遅いほどいい、と自分に言い聞かせている。
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