持ち歩き用手帳

たまの用事で外出するとき、覚え書きの手帳がないと心細い。でも、今年愛用のほぼ日週間手帳は持ち歩くのがおっくうである。あまりにいろいろ書いているものなので、どこかに置き忘れてくるのも嫌だし、出先でとっさに広げて見たりメモするのにははばかられる。結局持ち歩いても使わないのにかさばって重たいだけになるのだ。

メモ魔というほどではないが、年々覚えられないことも多く、あれこれ書き留める手帳はますます必需品になっているが、何でも持ち歩くというのも以前より抵抗を感じるようになった。

何でもかんでもこれさえ見ればわかる手帳があればいいと思ってきたのだが、持ち歩き用には覚え書きに徹し、取り出してメモするのに躊躇しない手帳を別に用意することにした。

ポケットサイズ ダイゴーアポイント手帳ウイークリー

どこにでもありそうな昔ながらの手帳である。ポケットサイズで今はほとんど見られなくなった手帳用の小さな鉛筆が付いている。これならどこでもすぐにパッと広げてメモできそうだ。そんなふうに使える手帳にしたいと思う。

ポケットサイズの手帳はダイアリーが縦型になっているものや、非常に細かいものもある。カレンダー様式にするには小さ過ぎるのか、これは見開き1カ月の表と週間手帳になっている。

この頃はシャーペンでも0.7mmの太めの芯が気に入っている。また色ペンではなくてクーピーの色鉛筆を使うようになって、気づいたら以前よく使っていたボールペンをあまり使わなくなっていた。

表作成時の線引きにだけフリクションペンを使っている。

大きなペンだこができるほど筆圧が強かったのに、すっかり力がなくなってしまったみたいだ。握力の強さと寿命の長さには相関関係があるらしいというのを聞いて、老化を実感しないではいられない。

手帳用鉛筆

手帳用鉛筆を使う人は多くないだろうに、別売りしているのにはびっくりした。けっこうお高めの値段である。

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手帳用の細くて短いシャープペンを持っていたことがあるが、これがじつに書きにくかった。鉛筆だとシャーペンほど書きにくくないのは、やはり芯が太いからだろうか。

手帳用鉛筆削りというのもある。これで削ると、ふつうの鉛筆のように削り部分が長くなり、鉛筆の角度が変わってしまうようだ。シャープペンの太い芯用のシャープナーで削る人もいるという。

そこまでしなくても、自分でちまちま削ったほうがいい気がする。

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年をとっても使い良い道具を見つけて、書くことを続けていけたらと思う。

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