収納場所がたくさんあっても空間はできない。

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人間は埋めたがる。大きなかばんは荷物を増やし、引き出しや棚などの収納は、あればあるほどモノが増えるだけなんだとか。

「狭い」とか「モノが多い」から空間ができないわけじゃないんですね。空間は作ろうと思わないとできないものらしい。

広々としたスペースは、「余った空間」ではなく、「積極的につくった意味ある空間」なのである。

おうちワークのデメリット

自宅で仕事ができるとラクです。なんと言っても通勤しなくていい。だけど何ごとにも欠点はあるものです。おうちで仕事していると、仕事とプライベートの区別がなくなってくるんですね。主婦だとそこに家事も入ってきます。

自由に組み立ててマイペースでこなせばいいだけだと思うんですが、それはそれでやってみるとむずかしいものなんです。すべてがゴチャゴチャで中途半端になってしまうんですね。

「モノを減らしたい」と思うようになったきっかけは、どうもこのあたりからきてるように思います。

主婦の仕事場こそミニマリズム!

わたしにはこもって仕事できる書斎などありません。小さな家事机があるにはあるんですが、キッチンから一番遠い隅っこの部屋の一角で冬は寒い。それでもしばらくはストーブやら電気ひざ掛けを使ってそこで仕事をしていました。でも、席を離れるたびに暖房器具は消さないといけない。そうすると部屋はいつまでたっても寒いわりに電気代はかかる。

そこでとうとう台所の隣の和室にあるこたつで仕事をすることにしたんですね。ここなら台所のストーブをそのまま移動させてくることができます。そうすると台所を離れている間もすぐ隣でストーブを使っているので台所の温度も下がりにくくなりました。こっちのほうが暖房効率がよく断然あったかい。

でも、この和室のこたつ、本来家族みんなが集うところなんですよね。それなのにノートパソコンその他だんだんわたしの荷物が侵食しだして煩雑になるばかり。

わたしのようにおうちの中をさすらいながら仕事する場合、仕事道具は最小限に削らないといけないってつくづく思います。

ミニマリズムの2つの鉄則

土橋正氏の本を読んで、ミニマリズム的整理術のコツを2つ見つけました。

  1. 「あったら便利」をことごとくやめる。
  2. もうこれ以上減らせないところまでそぎ落とす。

この思い切りが大切なんだって思うんです。やってみると意外と困らない。それどころか快適になると言います。そのために「入れ物」を大きくしないことも大事ですね。

とにかくやってみて不都合が出てきたら修正する。そうしないといつまでたってもモノは減らせない。今一度、机(こたつ)まわりを見直してみようと思います。

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