宅配業者が人手不足で大変なことになっているさなか、通販を愛用しているわたしは何となく申し訳ない気がしてます。
送料無料があたりまえな状態が異常だった
通販は、なるだけ送料無料になるように利用していました。
ある程度まとまった金額を注文すると、送料無料になるショップを選ぶんです。
だからほとんどの場合、送料は考えていなかった。
でも実際には送料は発生しているわけですから、送料無料が当然という感覚のほうが異常なんですよね。
モノを運んできてもらうわけですから、正当な料金を負担するのはあたりまえといえばあたりまえなんです。
「送料が高いなぁ」と思っても、必要なら買うだろうし、買わずにすむものなら買わなくなるだけです。近くに店があれば買いに行くかもしれない。
通販好きなわたしとしては、送料値上げは正直つらい。だけど楽に買い物できる通販は、つい余計な買い物をしがちでした。それが送料のおかげで買い物が慎重になるならそれも悪くない。
いくら料金を値上げしても、人手不足は解決しない
高い送料でも通販システムが成立している間はまだいい。
そのうち配達する人がまったく足りなくなってまわらなくなるかもしれない。
保育所や病院、建築現場など、すでにまわらないところが出てきてます。
いくら高いお金をもらっても地方で働くのは嫌だという医師が多いそうです。なぜなら過労になるのがわかっているからです。
いくら高い報酬でも建築現場に人は集まらない。なぜならそんな危険で不安定な仕事をしたがる人はいないからです。
人手不足はついにはお金でも解決できなくなるんですね。
暮らしを小さくして、できることは自分でする。
人がどんどん減っているというのに、経済だけはどんどん成長しないといけないなんて、何だか無理がある。
社会のことは、わかる人に考えてもらうとして、とりあえずわたしは、たくさんのモノやサービスがなければ成り立たない今の生活を少しずつ見直して、できることは自分でし、なるべく少ないモノやサービスで暮らすコンパクトな生活にシフトしていくしかないと思ってます。
今の自分に本当に必要なモノやサービスは何か? 厳選する習慣が身についたら、無駄遣いしなくてもそれなりに充実した暮らしがきっとできる、と期待したい。
片づけ本の名作
まずは身のまわりの片づけから始めてみませんか?
わたしが片づけるきっかけになった本です。
「モノを減らしたい」と心から思うようになりました。
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