小さな暮らし、持たない暮らしは最大のリスク管理

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これから先、あまりお金がかからないように、家事が負担にならないように、暮らしを小さくしようと思ってきました。

それはそうなんですが、この頃つくづく人生何が起こるかわかりません。

だからこそ暮らしを小さくして持たない暮らしをめざしたいと思うようになったんです。

何がどうなって今の暮らしをごっそり失うかしれません。

縁起でもない?

でも実際、何の落ち度もないのに、思いがけない災難に見舞われる人が後を絶たないじゃありませんか。

失うものは少ないほどいい

災難にあったら、わたしはこれまでやっぱり豊かなほうが強いと思ってました。

お金は悲しみや辛さを軽減するパワーがあると思うからです。

だからみんなせっせと働いて豊かになろうと奮闘するわけです。

ところが現実の生活はそう簡単に豊かになりません。

がんばってもがんばってもたえず不足状態です。だんだん豊かになっても、もっと、もっと、さらに、さらに、といつまでたってもキリがない。それはわたしより豊かそうな人たちを観察するとわかります。

そんな中で持っているモノを失う出来事に遭遇するわけです!

ちょっと耐え難いことないですか?

だから縁起でもないことは考えたくないんですよね。

だけどいつどんなことが起こるかなんて、わからないのが現実です。

そして今、何が起こってもだいじょうぶな豊かさを持っている人は、ほとんどいないんじゃないでしょうか?

貧しかろうが富んでいようが災難に合うときは合います。

日ごろからあらゆる災難に備えてリスク管理しておれば、あるいは最小限の被害ですむかもしれませんが、そんな人、ほとんどいませんよね。

そう考えたら失うものを減らすほうがラクだし現実的だと思うようになったんです。

最小限のモノだけで暮らしていれば、たとえ失うことがあっても、失うのは最小限のモノだけです。喪失感も最小限で済みます。また暮らしを立て直す苦労も小さくて済みます。

これこそ実現可能な最大のリスク管理ではないでしょうか。

小さな暮らし、持たない暮らしは、倹約や家事の軽減のためだけにするんじゃなかったんですね。

この先どんなことがあっても、また生きていける安心感のある力強い暮らしなのです。

いつ死んでもいい片づけ始めませんか?

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