50代はおつきあい、子や孫にお金がかかる時期です。
それが自分の楽しみや生きがいになっているならいいけれど、負担になってませんか? 楽しみだと思っていることが自分の首を絞めているなんてことはないでしょうか?
「みんなの喜んでいる顔が見たい」と散財したあげく、老後破産なんてことになろうものなら、周囲にしてみたらとんだ迷惑な話です。
おつきあいの仕方も変化します
冠婚葬祭がわかりやすいですね。若かった頃と習慣や常識が変わってきていると思いませんか。
たとえばお葬式、今は現役を引退し、さらにじゅうぶんな時間を過ごした方が亡くなります。現役時代に関係があった人たちがお葬式に参列することは少なくなりました。ごく身近な人たちだけで見送るケースが増えています。
わたしも引越しを経験し、いくつかの地域に暮らしてきましたが、ご近所のお葬式にもだんだん参列しなくなりました。親族のお葬式以外、喪服で参列するお葬式はみるみる減ってきていると思います。
結婚式もジミコンなどと言われるものが増え、披露宴を行なわないカップルもめずらしくないそうです。
こんなふうに、時代や環境の変化とともに、おつきあいのかたちも変わっていくんですね。
持ってます?
ふくさは冠婚葬祭の必需品といいますか、あるとスマートで便利なので、多くの人が持っている道具の一つでした。今はすっかり使う機会がなくなってしまいましたね。
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無理に今までと同じ交際をしなくていい
50代は、家計を見直すついでに、おつきあいの仕方を見直すいい時期だと言われてます。本当に末永く大切につきあいたい人は、それほど多くありません。また、お金をかけたからといって、いいおつきあいができるわけではありません。ずっと今までと同じやり方でないといけないことはないんです。引退後もいい関係を続けていくために、これからはどんなつながり方がふさわしいかを考えてみるのもいいですね。
一方で、中身のないおつきあい、負担になっている交際は徐々に整理していきましょう。時間もお金も限りがあります。そして何より人間には気持ちがあります。気持ちのないおつきあいに余計な時間やお金を使うのはやめましょう。
暮らしを小さくするのには、人間関係もすっきりとしていくことが含まれているんですね。急にやめられないおつきあいも時間をかけて疎遠になればカドが立ちません。まったくおつきあいをやめてしまうのではなく、ちょうどいい距離間を見直してみるのがいい場合もありそうです。
自分がラクで楽しくなるための人づきあいにお金をかけられるようにしたいですよね。人のこともいいですが、まず自分を大事にすることを忘れないでいたいですね。
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