健康麻雀とは「賭けない、飲まない、吸わない」麻雀で、高齢者の間では脳トレにいいと静かなブームになってるんですね。
わたしは興味もなければやったこともなかったんです。でも、NHKの番組で、オットを亡くして一人暮らしになった女性が、自宅で健康麻雀クラブを開催しているのを見たのがきっかけで関心を持つようになったんです。以前、毎日雀荘に通う90代の女性も麻雀が元気の秘訣と話していたことも思い出したりして。
麻雀がおもしろそうというより、コミュニケーションによいのではないか、と思ったのでした。
麻雀は、すぐできるけど、強くなるには知識が不可欠
さっそく麻雀のことをいろいろネットで調べてみたら、老若男女関わらず、好きな人が多数いる模様。
トランプのように、駒を揃えるゲームで、最低限のことを教われば、誰でもすぐにゲームはできそうなんですが、やっぱり強くなるには知っていることが多いほどいい。
先日参加した体験教室の先生は、全部覚えるのに3年かかったと言うほど麻雀は覚えることが多い。1年ぐらいやっていれば、だいたいのことは覚えるけど、レアケースとかいろいろあって奥が深い。
で、よく知っていれば勝てるかといえば、そんなことはない。運が悪ければ勝てない。だからおもしろい。
麻雀は人見知りで引っ込み思案な人にいいかも
健康麻雀は頭を使うだけでなく、コミュニケーションの訓練になりそうなのが魅力。
とくにわたしのように人づきあいが得意でない人にはうってつけではなかろうか。
趣味仲間がほしいと思っても、ペースが合わないと、だんだんおっくうになりがち。
その点、個人スポーツやゲームといった勝負ごとは、それぞれマイペースを守りながらコミュニケーションがとりやすいのか、無理なく続けやすそうなのだ。
わたしの地域では、健康麻雀の人口はこれからといった感じだけれど、なぜかバトミントンチームがあちこちにいっぱいあって、町内の競技大会では結構な盛り上がりと聞いた。
オットと子どもは、地域の自然史同好会に参加しているのだけれど、元教師や登山好きが多いらしく、オットは雑談のレベルが高くて会話に入っていけず、さびしい思いをするという。コミュニケーションが得意でない者にとって、雑談は敷居が高い。
その点から言っても、麻雀にそんな心配は無用。わたしもはじめてご一緒した人たちと、すぐ笑い合ってジャラジャラするようになった。麻雀の話で忙しく、雑談する暇がない。
健康麻雀は投資
わたしは地域の人と仲良くなるために健康麻雀をやってみることにした。
正直お金はかけたくない。
でも、自動麻雀卓が揃ったところで麻雀を習ったり、遊んだりするにはお金がかかるし、近所に気軽に行けそうなところもない。
先日教室でお会いしたひとりは、麻雀を習った経験者なのだけれど、麻雀をやる場所やメンバーがいなくて教室に来たと言ってました。
さいわい10月から通う教室は、ふつうのカルチャーセンターの教室なので、おうちでするような麻雀卓。手で混ぜたりセットしたりしないといけない。でも講座料は1回たっぷり3時間15分で1,100円とリーズナブル。健康麻雀普及と地域貢献が目的の講座みたい。
ほかに入門書を購入して勉強中。
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まあ、これくらいは想定内の投資。でもこれが不良債権にならないように、健康麻雀くらぶ設立を目標に励みたい。
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