まんまと買わされない。

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買い物は楽しい?

日常の食料を買い出しに行く買い物はそれほど楽しいと思わないのに、自分しか使わない洋服やものを選んで買うのは何だか楽しいしうれしいのは何でだろう?

誰もが持ってるものではなくて、ちょっと贅沢なものだったりするとなおさらかもしれない。

みんな持ってる流行のものは、ほしいかどうかにかかわらず、持たずにいられない気になる。

とくに必要でないけれど、何だかよくわからない価値をつけて売るというのが世の中の仕事の大半ではないかと思うことがある。

「自分の仕事は世の中に必要ない」と考える人が相当数いるというアンケート結果を聞いたことがある。きっと必要ないものを無理に売る仕事が世の中にはあふれているのだ。

無駄も大事

とはいえ無駄も大事である。

生活必需品しか買わず、無駄なことをいっさいしないなんて、そういう趣味でもない限り、かえって健全でない気がする。ヒトには遊びも必要だ。

たまには「自分にご褒美」などと言い訳をして、身の程知らずの買い物をし、優越感に浸るのも悪くないかもしれない。

ただ、後でくよくよしない程度のほどほどにわきまえるのが難しい。まんまと買わされて落ちていく、見えないワナがあちこち仕掛けられている。

お金がないからだいじょうぶと思っていたら、そんな弱みにうまく付け込んでくる手口もあるから油断できない。孤独な人がターゲットにされることもあるという。

ほどほど管理のアプリがあったら売れるかもしれない。

買い物しないわけにいかない

自給自足の生活でない限り、買い物しないわけにはいかない。

予算を決めるとか、決めたものしか買わないとか、買い物する日を限定するなど、少しでもじょうずに買い物したいと思うのだが、見栄や欲やらいろいろあって、これがなかなかむずかしい。

「つまらないものをまんまと買わされているのではないか」といちいち勘ぐるようになると、買い物は楽しくなくなるが、浪費は抑えられる。どっちもどっちである。

経済のことはよくわからないけれど、お金がなくて苦しくても、借りてでも回さないといけないもののようだ。経済はマグロのように、止まると死んでしまうらしい。

そのせいか、誰かがやらないと困る大事な仕事を後回しにして、いらない仕事ばかり増えている。どこからどこまでがクリーンで、どこからどこまでが真っ当な仕事なのか、わけがわからなくなる。

買い物を楽しんでる人を見て「お金持ちでいいなぁ」と無邪気に思うこともあるが、この頃は「代わりに経済を回してくれているのだなぁ」とありがたく思うことが増えた。余計なお世話だが、カード破産の心配をしてしまうこともある。過払い金の相談を持ちかける司法書士や法律事務所のコマーシャルがやたらとうるさいせいかもしれない。

まんまと買わされないようにして、その間にコツコツ貯金したいものである。

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