カリスマ主婦、イシグロトモコ氏の台所、いろんな雑誌や著書で拝見するたびに、ため息をつくばかり。趣味のいいキッチン道具と家具がシンプルにおしゃれに無駄なく配置されていて、まるでヨーロッパのインテリアカタログのよう。
もちろん、雑誌の切り抜きのようなかっこよさに対するあこがれもある。
でも、わたしがなによりうらやましいと思ったのは、
息子の友人が初めてこの家に遊びにきたときも、楽しそうに料理していましたよ。
という石黒さんの記事を読んだときなんです。
台所って誰のもの?
誰もがすぐに使える台所。主婦だけの城ではなく、誰のものでもない、誰もが使いやすく整っている台所。
そうか、そういうのって素敵だな。
うちは、日常的に人が集まって、ホームパーティするような、社交的なおうちでは全然ない。しかも台所に家族三人立てば、狭苦しくて身動きできないぐらいのちっちゃな家である。
でも、家族みんなが好きなように好きなときに台所に立ち、台所仕事をするのって、ちょっといいじゃないですか。
これから先、ふいに誰かの手を借りなければいけないことが起こらないとも限りません。
そういう意味で、おうちは、まったく閉鎖的なプライベート空間にしてしまうより、小さな社会というか、社交場として機能する快適さも考えていったほうが気持ちいい気がしてきました。
一人で生きる限界を知る年齢になったせいもあるのでしょうか。
50代、そろそろ身辺整理始めよう
無駄にものを持たず、自分のおうちや生活に合った分だけものを持つ、といったスタイルが徐々に浸透してきているようです。
- 流行っている
- みんな持っている
ことだけではモノを選ばなくなってきました。
どうしたら、いらないモノを減らして、すっきりとシンプルな生活ができるのか? といったことに関心を寄せる人が増えてきています。
わたしも諸センパイ方々の本を読んで勉強していますが、イザ自分に置き換えて実践するのは、なかなか難しいです。そのままマネすれば片づくわけではないですからね。
片づけのルールづくり
片づけ上手な人には、明確なルールがあります。自分の暮らしに合った思い切った決断が必要になるので、片づけの高い障壁になりがちです。
ですが、自分が納得して守れるルールづくりができれば、片づけは、ほぼ成功と言えそうです。
持つ量
たとえば、決めた箱に入る分だけしか持たないといったルールが決まっています。つまり、どれぐらいの量があれば、生活に困らないか、ということを把握することから始めないといけません。
下着とかタオルとか、おうちに何枚あるか知ってますか?
使用頻度
「2年間使用しなかったものは処分する」といったように、使わないものは持たないと決める。
思い出の品、高価だったものなど手離しにくいものは、作り変えたり整理しなおしてコンパクトにするなどのくふうをしていて、無駄な「たんすの肥やし」にしていない。
購入するものはよく吟味する
おうちに合わないものや、決めたモノ以外は買わない。買い物リストを作る人もいます。基本の色を決めている人もいます。迷ったときは買わない決意も必要。
とにかく、新しくうちに入れるものには、極力慎重な姿勢でのぞんだほうがいいみたい。
イメージづくり
どんな暮らしをしたいか、といっためざすべき生活スタイルのイメージのはっきりしている人ほど片づけがじょうずな気がします。
生活環境や時代とともに変化していく柔軟性を持ちつつ、そのときどきに合ったイメージを持てるといいですね。
全体のイメージに迷いがあって定まらないと、いろんなことが揺れ動いて決まらないから片づかない。私自身、ずっとそんな感じです。
じゃあ、いったいわたしはどんな暮らしをめざしているのか?
まともに考えてみたことがなかったんですね。ただ、なんとなく行き当たりばったりでいいとも思ってきました。
でも、ここにきて、ごちゃごちゃした生活をすっきり整理したくなったんですね。イシグロトモコ氏の本は、暮らしについて、たくさんの考えるきっかけを与えてくれました。
今は、自分が無理なく管理できる、こじんまりと整理された暮らしがしたいと思うようになっています。片づけやそうじがかんたんにできて、誰でもどこに何があるかわかるような生活です。
片づけをあきらめる最大の原因は、処分がタイヘンだから
洋服を筆頭に、使わないものの処分がはかどりません。
洋服は、ほぼ新品のものから雑巾にしたいものまで幅広く、ぼろきれ候補はあっという間に山積み状態になります。はさみでハギレにするために置いたままになってます。
新しい服は、譲り受けてくれる人もおらず、ブランド物でもないので引き取ってもらえるあてもなく、いずれ捨てるしかありません。手芸の素材をとるために置いたままになっています。
本は、基本的には読んだらアマゾンで売るか、ブックオフに引き取りに来てもらうようにしています。アマゾンは、売れるたびに梱包して配送しないといけないのでめんどうです。ブックオフは、箱詰めすれば、無料で引き取りに来て貰えるのでとっても便利ですが、今は箱詰めが完了するのを待っている状態です。
台所の棚や納戸は、見るたびに不要なものが出てきて、そのつど捨てるようにしているのですが、いつになったら終わるのか、まだ先が見えません。
生活が変化していくとともに、いらないものが出てくるのは仕方ないことなんですが、多く持ちすぎると、処分がタイヘンになるだけだと日々痛感しています。
それなのに、いまだに安易にモノを買いそうになってしまうことがたびたびあります。そのたびに片づけが進まないことを思い出して思いとどまるようにしています。
古着deワクチンに参加しよう
今度、「古着deワクチン」という奉仕活動に参加してみようと思います。
- ダンボール無し1,050円
- ダンボール有り1,575円
靴やバッグ、名前を書いた子供服でもいいそうですが、捨てるには惜しい、なるべくきれいなものをみつくろって入れたいと思ってます。
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